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コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫)

コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫)

コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫)

作家
一色さゆり
出版社
幻冬舎
発売日
2020-06-11
ISBN
9784344429871
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コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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nobby

うーん、個人的に大英博物館という舞台への期待が強かっただけに、思いのほか周囲の事象や人物の謎解きでの帰結がちょっと薄く感じられて残念…石版に和時計にミイラに北斎浮世絵と多岐にわたる題材はスゴく魅力的!そこに天才修復士登場となれば、もっと美術品そのものを掘り下げて欲しかった… 暗号やメッセージ受けての探索は好みだが、一方的な解明やブツ切りで唐突な解決で一時停止するのがスッキリしない…「文化が衰退すると、世界はどうなると思いますか。 」ずっとアートに面白さ追い続ける作者だからこそ説得力ある言葉が勿体ないかな…

2020/12/23

よむよむ

著者初読み。世界最古で最大の大英博物館を舞台に、天才的な審美眼と修復技術を持つ修復士スギモトが美術品に纏わる謎を解いていく。ライトな本書だが、スギモトの元に舞い込む謎はパルテノン神殿の石板や和時計、ミイラの木棺、北斎の浮世絵と実在する美術品に関するもので、PCで見ながら読み進めワクワクした。更に大英博物館の裏話や膨大なコレクションの管理、専門の修復士たちの作業と、話の本筋とは別に興味深い話も多く面白かった。続編もありそうな終わり方だったので次も楽しみだ。

2020/08/16

よっち

世界最古で最大の大英博物館。その膨大なコレクションを管理する天才修復士ケント・スギモトと、その助手を務めることになった日本人修復士・晴香が、美術品にまつわる謎を解いてゆくアート・ミステリー。すり替えられたパルテノン神殿の石板、なぜか動かない和時計の修理、札束が詰めこまれたミイラの木棺、そしてケントの父親の失踪。大英博物館の立ち位置などはなかなか興味深かったですけど、誰もがひとくせある大英博物館で働く人々やケントの関係者も絡めつつ、晴香を振り回すケントと二人で事件を解決していく展開はなかなか面白かったです。

2020/07/20

ち~

大英博物館の天才コンサバターのスギモトと助手の晴香が手掛ける美術品に関する連作短編4作。【パルテノン・マーブル】偽物とすり替わっていたパルテノン・マーブルと、美術品の海外流出の問題【和時計】永年、修理されることのなかった和時計と製作者からの挑戦【古代エジプトのミイラ】発掘された棺の中に入っていたものは…二人はエジンバラへ【HOKUSAI】北斎の〈グレート・ウェーブ〉の真贋鑑定と行方不明のスギモトの父の行方。大英博物館の豆知識的なものも楽しめる。

2020/11/08

ルシュエス

巻数のない続刊ものかな。最近よく見る天才を自負する男性専門家と、助手的立場の女主人公のバディものミステリ・美術品版。修復や美術品がイギリスの歴史背景にもからんでいて面白い。 1話は…エジプト旅行で添乗員のハゼム氏が複製のオベリスクの前で「返却も求めているが返されない」と言っていたのを思い出しました。フランスとトルコで本物を見ていたから何とも言えない気分になったものです。…大航海時代の略奪行為がこうして正当化されているんだろうなぁ。

2020/10/29

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