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吹上奇譚 第二話 どんぶり (幻冬舎文庫)

吹上奇譚 第二話 どんぶり (幻冬舎文庫)

吹上奇譚 第二話 どんぶり (幻冬舎文庫)

作家
吉本ばなな
出版社
幻冬舎
発売日
2020-09-09
ISBN
9784344430204
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吹上奇譚 第二話 どんぶり (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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mayu

死者に手向ける花束を作る墓守くん、除霊に失敗して少女の霊に体を乗っ取られた美鈴。この作品の死に近い世界の中で、眠り病から醒めた母が毎日作り続けるどんぶりからは、生をつなぐ、生きることへの煌めきが感じられた。「未来は無限。私にできることは、その日まで判断を信頼できるであろう自分を育てること」。ミミたちの今できることをして、真摯に生き抜こうとする姿勢を見習いたいと思った。

2020/09/27

しばこ

オカルトチックでファンタジーな世界なのに、リアルで生々しくて、生きていることと死がとても身近にあることなんだと感じた。 そんな中でどっしりとしたどんぶりの存在感が良い。

2020/09/21

凛風(積ん読消化中/今年はジェフリー・ディーヴァー)

第一話を読んでから、ずいぶん経つので、忘れていることも多く、3年前の読書ノートを読み返してから読み直す。第一話を読んだ時、ホラー哲学、と書かれていて、ピンと来なかったけれど、今回は哲学に関しては納得。生きること、死ぬこと、愛すること、をちょっと外れた人たちがフワフワと考え、行動する。この世の理不尽は、時に抗えないけれど、それでも癒し、癒され、穏やかに乗り越えることもできる。誰かの幸せを祈ったり、荒れる心を鎮めたりできる「場」を持てること自体が羨ましい。第一話に比べて、圧倒的な心動かされた、第二話でした。

2020/11/17

みい

この頃世の中には理不尽な死が溢れすぎていると思います。私も墓守くんやミミのように死者の心を落ち着かせる何かを持っていたら良かったのだけれど。哀しいお話なのに読んだ後は、ブルーではなく、無色透明です。さて、どんな最終巻が待っているのやら、楽しみです。

2020/11/09

火星人碧

都築君、美鈴さんという新顔が登場。都築君は影が薄くて、今作のみで亡くなってしまい舞台を降りてしまった。一方、美鈴さんは今作のキーになる人である。美鈴さんは仕事として除霊をおこなう。命がけでおこなう除霊は、彼女自身もいちじるしく傷つけることがある。そしてとうとうその除霊に彼女は失敗したのだろうか? こだちにしろミミにしろ、お母さんも誰もかれもどこかタガが外れている。墓守君しかり。その外れ具合が絶妙で今作もおもしろい。

2020/10/09

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