KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

雨上がりの川 (幻冬舎文庫)

雨上がりの川 (幻冬舎文庫)

雨上がりの川 (幻冬舎文庫)

作家
森沢明夫
出版社
幻冬舎
発売日
2020-12-09
ISBN
9784344430402
amazonで購入する Kindle版を購入する

雨上がりの川 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ベイマックス

一人娘がいじめにより不登校になっている家庭。妻は理系の頭脳を持つ知性派。そんな妻の様子に変化が。占い師からの洗脳が原因。娘も占い師に接触して洗脳されているようになるが、とある人物からの助言を元に奮闘していた。占い師も過去にいじめを受けていて、足が不自由な母親との二人暮らし。◎推理小説ではないからね娘さんの言動の本質のヒントはちゃんと語られているので、読み手は安心して物語を追える。◎いじめの闇は、当人たちと、解決に立ち向かえない教師を含めた大人の覚悟のなさによるんだとあらためて思う。

2022/01/12

アッシュ姉

いじめを受けて不登校になった娘、心配のあまり霊能者に心酔する妻、変わってしまったふたりに戸惑う父親。家族が崩壊していく様子にハラハラしたが、森沢さんだから大丈夫大丈夫と読み進めた。思い描いていたとおりの雨上がりで気持ちも晴れやかに。

2021/11/13

もぐたん

ありがちな設定と予想通りの展開にも関わらず、ドキドキしながら一気読み。娘を大事に思うあまり霊能者に心酔する母。妻の奇行を心配する夫。そして、両親を騙すことで母を救った娘。ここには悪意のある人はいない。優しい嘘が伝えたのは、人が人を思いやる強さと、傷つき苦しんだその先に、穏やかな日々が必ずあるというメッセージ。心の雨があがった家族の一歩が眩しく、温かな気持ちにさせてくれる。★★★☆☆

2021/03/27

たるき( ´ ▽ ` )ノ

久しぶりの森沢作品。話がどこへ向かっていくのか不安だったけど、やっぱりとてもほんわかしたお話だった(*^^*)春香ちゃんあっぱれ!!

2023/02/10

カブ

いじめを扱ったお話は心が苦しくなってしまうことが多いけれど、ここに登場する川合淳の中学生の娘春香はちょっと違う。怪しげな霊能者なども登場するが、最後はホッとする展開が嬉しい。森沢作品はハートフルなお話ばかりです。

2021/01/16

感想・レビューをもっと見る