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光と風の国で お江戸甘味処 谷中はつねや (幻冬舎時代小説文庫)

光と風の国で お江戸甘味処 谷中はつねや (幻冬舎時代小説文庫)

光と風の国で お江戸甘味処 谷中はつねや (幻冬舎時代小説文庫)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
幻冬舎
発売日
2021-12-09
ISBN
9784344431508
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光と風の国で お江戸甘味処 谷中はつねや (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー

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むつこ

シリーズ4作目。「腕くらべ」から登場していた紀州玉浦藩の松平伊豆守崇高と共に「銘菓」を創作するため半年間滞在する主人公・音松。徒歩での道中で知る地元の銘菓たち、紀州の梅、柿、しらすなどを使う菓子の工夫。たしかにおいしいものの味ってちょっと物足りないぐらいがいい塩梅なのよね。

2022/10/14

エディン

紀州の藩主と共に、新しい名物を考案すべく紀州に半年滞在する音松。柿、梅、みかんなど、紀州には美味しい食材を使って、次々新しいお菓子に挑戦する音松。玉の浦ってどんなお菓子?と思っていたら、表紙絵のおはつが持っていました。

2023/02/02

ミド

現代にも残っている料理や菓子が出てくるのでイメージがしやすかった。甘すぎるのはよくないというのもわかる。でも藩主様とか猫とかここで一句とか、のどか屋とキャラや設定がほぼ丸被り。そのうち皿は下から出せとかいうようになるかな。谷中仲間の伊勢屋は自業自得とはいえ、主人公側が上から目線で見下している感じはなんか嫌だなあ。

2023/03/21

いのこ

すごくよかった。タイトルの通り光と風が溢れる紀州が舞台で、海や山や空の情景が浮かぶ描写が多くて、読んでいて楽しい。そして数々の銘菓ができていく様も面白く、どの菓子も美味しそうで、美しい。 藩主様の指摘が明確だったり、導くような言葉がけが素敵。理想の上司って感じ。 最後にはまた時の流れを感じされる描写があっていい。

2022/11/24

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