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鯰の夫婦 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)

鯰の夫婦 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)

鯰の夫婦 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫)

作家
岡本さとる
出版社
幻冬舎
発売日
2022-04-07
ISBN
9784344431829
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鯰の夫婦 居酒屋お夏 春夏秋冬 (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

子を喪った夫婦を立ち直らせる一話目『鯰の夫婦』にほろっとさせられた。お夏の仲間・鶴吉の家族の話『焼き茄子』仲間と云うお夏たち家族はサイコー!三話目はお夏の店の常連の駕籠舁き源三の相方・助五郎の個性が面白い。続いての四話目はその助五郎と同じ長屋の幼馴染・おようとの事・・そっと助けるって難しいはずだが、お夏ならきっとと思わせてくれる。私も既に常連の一人だ。

2022/09/15

やま

江戸は目黒の永峯町にある、お夏の居酒屋に来る常連客たちと、妖艶で美しいく、お節介なお夏の楽しい物語です。「やけ酒」助五郎の幼馴染みで、綿摘みで生計を立てているおようは、外へ出ると何かいやなことがおきる間の悪い女である。一日中家の中に居るのが好きであるが。そうもいかない。そんな時に地蔵堂でうずくまって血を出している男がいたので声を掛けると。おようを突き飛ばして逃げていく。あまりのことでお夏の居酒屋で大酒を飲み愚痴をこぼす。このことが、後々おようと助五郎を近づける事となるとは…。🌿続く→

2022/06/23

真理そら

「鯰の夫婦」こどもを亡くしたという悲しみを共有していてもそれぞれが自分で悲しさを受け止めようとするとこういうことになってしまうのかなあ。「焼飯」「やけ酒」は不器用なな男女の物語だけれど、描かれている助五郎の生活ぶりが好きだ。

2022/04/17

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「居酒屋お夏 春夏秋冬」第五巻。相変わらずのテンポの良さの語り口で、さくさくと読了しました。表題でもある『第一話 鯰の夫婦』が特に印象的でした。今、楽しみに観ているドラマで、主人公の女性の父親が戦後なんとなく寝付いてしまって亡くなるシーンを思い出し、(かなり実話に則してます)胸が痛かったです。

2022/06/14

さくさくと♪お夏さんのようなお節介ができるようになりたいもんですねぇ、んでも、この数年、ヒトと逢わないからか、込み入った話を全く聞かないような…。

2022/05/26

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