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逃亡者 (幻冬舎文庫 な 39-2)

逃亡者 (幻冬舎文庫 な 39-2)

逃亡者 (幻冬舎文庫 な 39-2)

作家
中村文則
出版社
幻冬舎
発売日
2022-11-10
ISBN
9784344432420
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逃亡者 (幻冬舎文庫 な 39-2) / 感想・レビュー

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優希

凄い作品を読んだような感覚に陥りました。恋人と自分をつなぐトランペットを持ち、逃亡する青年。偏愛するそれは過去では伝説となり、「悪魔の楽器」と言われるのに引き込まれました。正体も不穏な男、過去と現代の交錯。突然始まった逃亡の日々は過去へと繋がるガジェットなのですね。青年がそっと息を潜めつつも存在感があるのが印象的でした。今読むべきして読んだような気がします。

2023/01/06

Shun

緊張感漂う幕開け。主人公が部屋で息をひそめていると、不意に危険な空気を纏う男Bが闖入し殺意を向けてくる。どうやら彼が持ついわくつきのトランペットを狙う危険な人物のようだ。Bは気まぐれに立ち去る際、1週間後の生存率は4%だと告げた。まさに危険と隣り合わせの逃亡者となった主人公。トランペットとその所有者、そして悲運の死を遂げたベトナム人の彼女と自らのルーツに触れる逃亡の旅が始まる。それは第二次世界大戦時の日本軍の所業や、原爆を落とされた長崎とそこにいた多くのキリシタンの迫害の歴史に深く入り込む重い内容だった。

2022/12/04

Ryuya Matsumoto

これは中村文則版『沈黙』? うまく消化できない。中村文則さんの作品を読むと、この世界と自分自身の距離が遠くなるような感覚になることが多い。読んでて楽しいわけではないのだけれど、どうしても読まされてしまうような引力がある。危険本。

2022/12/23

しゅん

第二次世界大戦で伝説となった「魔のトランペット」を持ち逃げした主人公が危険な組織から追われる物語。冒頭から怒涛の展開で始まり逃走劇がメインかと思いきや隠れキリシタンやベトナムの歴史などがテーマなのかも。村上春樹感強めで難解な箇所も多く読み終えてどっと疲れたけどそれが中村文則さんの良さなのだと割り切って読んだ。ただ緊張のある逃走劇パートメインならもう少し楽しめたかも。

2022/12/11

かずぺん

枝葉への広がりが多すぎて、私には読みにくかったと感じました。

2023/01/26

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