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花束をください (1) (バーズコミックス)

花束をください (1) (バーズコミックス)

花束をください (1) (バーズコミックス)

作家
青野春秋
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
2017-09-23
ISBN
9784344840539
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「花束をください (1) (バーズコミックス)」のおすすめレビュー

19歳と46歳の「童貞」が織りなす、青春物語!? 青野春秋の新作も、予想をどんどん裏切る面白さ

『花束をください』(青野春秋/幻冬舎)

 実写化もされ話題を集めた『俺はまだ本気出してないだけ』(小学館)や『100万円の女たち』(小学館)で知られるマンガ家・青野春秋。シンプルで独特なタッチを巧みに操り、時に人間の本質を鋭く抉るような作風は、一度読んだらやめられなくなるほどの中毒性を持っている。そんな青野さんの最新作である『花束をください』(幻冬舎)が発売された。

 本作の主人公は二人。19歳の棒居模羅流(ぼうい・もらる)と、46歳の西田さとる(にしだ・さとる)だ。二人が出会ったのは、町外れにある深い森の奥。そこで首に縄をかけようとした棒居が、先に首を吊っていた西田を助けたことから物語はスタートする。

 偶然にして最悪の出会い。そんな二人の共通点は「童貞」であるということのみ。どうせ死ぬのなら、人肌を知ってからでも遅くない。そんな西田の提案を受け、棒居はピンサロを訪れるのだが……。

 読みどころはなんといっても、西田のクズっぷり。二千円しか持っていないくせに棒居の所持金をあてにしてピンサロへと誘い、挙句、禁止されている“本番行為”に及ぼうとしてオーナ…

2017/10/22

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花束をください (1) (バーズコミックス) / 感想・レビュー

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キムラ

ホリエモンさんが推薦されてて、久々にこの作家に手を出しました。「俺はまだ本気出してないだけ」は面白かったのですが、そのあとのスラップスティックの暗さにうんざりして手を出してなかったです。久々に読んで見たらすごい面白かったです。青野さんはクズなおっさんを書かせると右に出る人はいませんね。このあとどうなるか楽しみ。

2017/09/26

蝉、ミーン ミーン 眠ス

現実問題としては情報が伝播しやすい寂れた町で風俗関係がバッグの立候補者というのは無理目だが、話しの流れとしてはさとるのクズ度合いが高いこともあって面白い。

2017/09/23

ぽけっとふくろう

 町長になれるのか。

2018/12/23

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