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モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)

モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)

モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)

作家
原田マハ
出版社
幻冬舎
発売日
2016-11-30
ISBN
9784344984448
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モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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starbro

原田マハは、新作中心に読んでいる作家です。アート系の小説は数多く読んでいますが、美術の鑑賞に関する著作は初めてです。これから印象派の作品を観る際に少しでも意識が変われば、本書を読んだ価値があると思います。「ジヴェルニーの食卓」は4年前に読んでいますが、忘却読者のため、ほとんど忘れているのが、情けないところだなぁ。オランジュリー美術館を原田マハの生解説付きで鑑賞出来たら最高でしょうネ。

2017/02/27

SJW

アートを追いかけて世界を旅する原田さんが モネに関して講演したものをまとめ、加筆修正したもの。原田さんとモネとも出会い、モネが生きた時代背景、新しい印象派、モネのあしあと、小説「ジヴェルニーの食卓」、モネの作品案内を分かりやすく平易な言葉で綴られている。何も背景を知らずに作品を見るより、このような観賞術を知っていると何倍も楽しめることに気がついた。また何回かパリに行っているもののオルセーやオランジェリーには行ったことがなく、今考えると勿体ないことをしたとの後悔の念。まずは国立西洋美術館から回ってみよう。

2018/10/30

ナイスネイチャ

図書館本。モネとその時代背景や印象派について。過去の講演をまとめたらしく、シンプルで読みたかった。特に浮世絵に影響受けたのは知っていましたが、何処がどの様にっていうのが解説されており、そんなに素晴らしい技法なんだ浮世絵っていうのが正直な感想。もっと他の人達の解説も書籍化お願いいたします。

2017/03/07

hiro

よく(笑)が出てくる本だと思ったら、原田さんの講演をまとめた本だった。原田作品に登場した画家たちのことは、その小説を通して知ることができたが、その他の画家たちについては、美術展の解説パネルなどで得た知識くらいしか持っていなかった。しかし、この本によってモネを中心とした印象派と、その画家たちのことを体系的に知ることができた。そしてもう一度『ジヴェルニーの食卓』を読みたくなった。この本でも紹介があった原田さんが印象派を日本に紹介した林忠正を描いた『たゆたえども沈まず』の単行本化を楽しみに待つことにする。

2017/03/08

kanegon69@凍結中

モネの生涯は決して平坦なものではなく、とくに若い時代は相当な貧乏をしながらも、「印象」というものを大切にしてきた経緯がうまくまとまっています。聖地巡礼ではないけど、モネのあしあとをたどる方法も書いてあって、是非参考にしてみたいと思いました。当時のモネの心境を思い、絵を思い浮かべ、その土地をめぐるというのは至高の時間でしょうね。オランジュリー美術館の睡蓮は、マハさんが紹介されている通り、私も毎回朝一番に入ります。自然光がさぁーっと入ってきて、しかも空いていて、とてもいい鑑賞時間を過ごせるので是非お薦めです。

2019/08/24

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