東大から刑務所へ (幻冬舎新書)
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「東大から刑務所へ (幻冬舎新書)」のおすすめレビュー
東大から刑務所へ。「カジノで106億8000万円熔かした男」井川意高は次世代のTVスターになる可能性を秘めている!?
『東大から刑務所へ』(堀江貴文、井川意高/幻冬社)
2011年11月、特別背任で逮捕された「カジノで106億8000万円熔かした男」大王製紙元会長・井川意高と、逮捕から早11年の堀江貴文。『東大から刑務所へ』(堀江貴文、井川意高/幻冬社)は、「東大」「経営者」「刑務所」という3つの共通点を持つ2人による対談本だ。
片や大企業創業者一族のサラブレッド、片や当時33歳で日本中の注目の的となっていた天才経営者。
そんな桁外れの2人の「刑務所本」だから、刑務所本でお約束の「逮捕された経緯」「刑務所ルール」そして「ムショ飯」といった鉄板トークを押さえつつ「もしも知り合いの社長が捕まったらどうフォローするか」のハウツーもしっかり詰まっている。
例えば。
「Q.知り合いの社長が緊急逮捕で東京拘置所へ収監。まず一番必要としているのは何?」
本、日用品、弁当、お菓子…最近じゃWeb記事のコピーなんかも喜ばれると聞く。でも正解は「フカフカの座布団」だ。
井川が東京拘置所に収監された際、拘置所の床が硬く、座っていると尻が痛くなることを知っていた堀江はすぐさま座布団を差…
2017/11/10
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東大から刑務所へ (幻冬舎新書) / 感想・レビュー
kinkin
ホリエモンこと堀江貴文さん、大王製紙前会長の井川意高さんによる対談集。お二人とも東大出身そして逮捕され刑務所で服役されているという共通点がある。なにより巨額のお金に関係したというところが二人の気心があうところか。経営者時代、逮捕劇と検察の取り調べについて、拘置所と刑務所のことなど。この本を読む限りではムショ生活というものがお二人にとってはかえって人の器というものがあったとしてすこし磨きがかかったように思えた。時間つぶしに読んだ図書館本。
2017/10/19
gtn
二人とも佐藤優氏を引き合いに出すが、一緒にするなと言いたい。志が違う。
2020/06/03
GAKU
ざっと流し読み。
2019/03/12
再び読書
相変わらず、この二人は塀の中に入った意味が無い。刑務所の飯がうまい方がおかしい。こんな無反省な人間からは刑務所費用を負担させて欲しい。全く読む意味が無い本でした。暇つぶし以外に何の価値も見出せない。結局、 自分の自慢話でしか無い。それと50を過ぎた男がたかぽんと呼ぶのは幼稚性以外の何物でも無い。なぜ、これがベストセラーにランキングされたか意味不明です。古本で購入しても無駄に感じた。
2018/06/15
おさむ
東京地検特捜部にパクられ、刑務所で冷や飯を食った2人の懺悔録‥‥な訳はなく、赤裸々な放談会です。過酷なムショ暮らしを冷静に客観視して、時には笑い話にできているところに、この2人のじあたまの良さとメンタルの強さを感じます。製紙会社のボンボンと田舎のサラリーマンの一人息子。生まれや育ちは大きく違いますが、対話はとても楽しげでウマが合っている印象。ともにオンナとギャンブル好きだからか(笑)。
2017/09/29
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