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ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 (幻冬舎新書)

ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 (幻冬舎新書)

ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 (幻冬舎新書)

作家
原田マハ
出版社
幻冬舎
発売日
2018-05-30
ISBN
9784344985032
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あらすじ

生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。映画「炎の人ゴッホ」の影響もあり不遇をかこった狂気の天才という印象が強く、死後高騰し続ける作品は、今では時に百億円を超える金額で取引され、センセーショナルに語られることが多い。だが真の姿は写実絵画から浮世絵、空想画と新しい描法を研究し独自の様式を追い続けた努力の人。またラテン語とフランス語を巧みに操る語学の才をもち、弟宛の膨大な手紙は「告白文学の傑作」として読み継がれている。新たな「人間・ゴッホ」像に迫る。

ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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SJW

原田さんの作品「たゆたえども沈まず」を書くために調べたゴッホに関わる歴史、当時の状況や文化、関わった人たちや場所について、平易な言葉で書かれたガイドブック。以前、何十回も鑑賞した「ひまわり」やフィラデルフィアで偶然見つけた「ひまわり」を思い出しながら読了。アルルに2回も訪問したのに世界遺産のキーワードで訪問先を決めたため、見逃した「カフェ・ファン・ゴッホ」は今でも悔しい。「たゆたえども沈まず」を早く読みたくなった。

2019/02/28

れみ

生前は世間にあまり知られることのなかった画家フィンセント・ファン・ゴッホ。彼をテーマにした小説を書いた原田マハさんによるゴッホガイドブック。昨年秋にゴッホ展を見て今年になってから「たゆたえども沈まず」を読んで、今ちょうどゴッホに縁がある感じでマハさんによる解説を読めて良かった。ゴッホ兄弟や林忠正についてものすごく分かりやすく書かれているし「たゆたえども沈まず」のどの辺りがフィクションでどういう思いがあるのか…というところも書かれているので、マハさんの書くものが好きな者にとっても興味深い内容だった。

2018/08/11

kanegon69

絵を愛する者が故の考え方、そして小説化する上で考えた事、自分なりの解釈、込めた思いをとても分かりやすく理解できました。著作「たゆたえども沈まず」への想い、フィクション部分へ込めた思いがとても素敵でした。ゴッホとテオの物語はなんとも切ないですが、それぞれの地で、マハさんがどのように取材し、どのように思いを込めて書いたかすごく分かりやすいです。マハさんには是非とも、様々な画家や、林忠正・松方幸次郎のような日本人で貢献した人物に着目した書籍を今後も期待したいです。まだまだ候補があるようですので、楽しみですね。

2019/08/25

はるを

????☆。あしあとシリーズの第2弾はみんな大好き炎の芸術家、ゴッホ。幻冬舎は上手い商売を編み出した。つまり原田マハさんにアート小説を書いてもらいその後に小説の主人公になった芸術家をあしあとシリーズで書いてもらう。この「ゴッホのあしあと」は単体でももちろん愉しめるのだが、小説「たゆたえど沈まず」を読んでいると更に楽しめる仕組みになっている。一冊まるごと「あとがき」を読んでいるように感じる事が出来るのだ。これは原田マハファンには嬉しいし出版社に取っても嬉しい、win、winを実現しているのだ。

2018/06/14

hiro

この本を読んで、原田さんのゴッホを描いた小説『たゆたえども沈まず』を補助する本だと感じた。原田さんの小説だけでなくこの本によっても、ゴッホの狂人扱いを覆したいという思いと、林忠正の日本美術を紹介した功績を再評価したいという思いなどが強く感じられた。昨年『たゆたえども沈まず』を読み、年末は京都のゴッホ展でゴッホの作品を直接見ることができたが、この本がもっと早く出ていれば、よりゴッホの作品を理解する手助けに間違いなくなったと思う。P154の最後「ゴッホの義姉のヨー」は「ゴッホの義妹のヨ―」が正解ですよね。

2018/08/13

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