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解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書)

解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書)

解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書)

作家
小池龍之介
出版社
幻冬舎
発売日
2018-11-30
ISBN
9784344985292
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解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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ホシ

小池氏はもともとは真宗僧でしたが破門された経歴があり、親鸞ファンの私としては複雑な思いがあります。とはいえ、マインドフルネスに関心がある方は手にとって悪い本ではないです。私自身もマインドフルネスと真宗の教義が決して乖離したものでない事を気付かされました。ただし…。小池氏は今年3月、瞑想の落とし穴である”魔境”の境界にいた事を告白。本書でも「小池さん、大丈夫かな?」と思わせる箇所があります。そもそも本書の名前が大それていて、高慢なものです。仏教者らしくない。

2019/04/24

木麻黄

「ありのまま」という現象に対する洞察は、これまで読んだ本の中でも最も腑に落ちるもので、いずれどこかで書きたいと思います。一方で、本書上梓から半年後に、著者は僧籍を離脱してしまいました。解脱寸前からまさかの滑落で、究極の悟り近しという確信は、後に魔境であったことが告白されます。 魔境については、瞑想の精神医学(安藤治)に詳しいのですが、ある意味、本書は現在進行形の魔境プロセスを記したものになりました。瞑想実践が進むことは魔境に近づくことでもあり、これほどの達人でも克服が難しいのはもっと知られるべきでしょう。

2019/09/27

makio37

己の心にマインドフルであるとは、感情が生じるのと"同時に"「自分は…と思っているようだ」と客観的に気づけるように修練を積むことだと説いている。その上で、「どうでもよろしいけどね~」と肯定も否定もしないでスルーするのだと。なぜなら執着するに値する"私"などは存在しない(神経回路の無数の通電のうちの声の大きい一つを"私"だと勘違いしているだけ)からだと。確かに、これを実践できれば、あれこれ悩むことはなくなりそうだ。とは言っても、自分はまだそのありもしない"私"の成長を求めずにはいられない。

2019/03/07

アルカリオン

とりとめがない感じがしてピンと来なかった。幻冬舎plus(本屋で無料配布しているような小冊子?)の連載の書籍化とのことなので、そのせいもあるのかもしれない▼余談だが、BookWalkerでもAmazonでも電子書籍は取扱中止になっていて、新規購入は不可能(理由は知らない)。購入済みのBookWalker版には普通にアクセスできた。この点で、ある意味、貴重な電子蔵書となった。

2020/03/02

文章で飯を食う

簡単な話だけど、すごいね。文字と実践の距離の遠さを思います。実技、実技。

2018/12/08

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