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令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書)

令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書)

令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書)

作家
半藤 一利
池上彰
出版社
幻冬舎
発売日
2019-05-30
ISBN
9784344985605
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あらすじ

平成元年、ベルリンの壁とともに世界秩序も崩壊したことに気づかず、バブルに浮かれていた日本人。バブル崩壊後も、相次ぐ大災害と長きデフレにより、目先の生活を守ることに追われて、志向はさらに内向きに。そして日本は、理念を持たない「戦争ができる国」となり、「デマと差別が溢れる国」となった。その姿は、国際社会から取り残され、無謀な戦争に突き進んだ戦前の日本とあまりに重なる。過たずに済む分岐点はどこだったのか。昭和史研究の泰斗と現代を代表するジャーナリストが、平成の失敗を徹底的に検証した白熱対談。

令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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佐島楓@勉強中

「池上解説」と「半藤解説」によって、わかりやすくまとまった平成史となっている。これから生きる現代人にとっての警鐘の書でもあるが、暗い内容ばかりでもなく、何とかして令和が希望の時代となってほしいという意図もうかがえる。個人的には放送局と出版界の裏話が興味深く面白く読んだ。

2019/06/02

hk

「大正末期の摂政体制が二重統治体制ないし権力の空白を招き、軍部が統帥権に付け入るスキを与えた」「治安維持法ならびに不敬罪で熾烈な宗教弾圧を行った。その反動として戦後は宗教に対して寛容になりオウムの伸長をまねいた」などなど興味深い切り口が散見される。 著者の1人である半藤さんは「著作活動は鉛筆一筋」「携帯電話は使ったことすらない」という正真正銘のアナログ知識人だ。だからこそ見えるものがある。パソコン販売数すら伸び悩みスマホが爛熟期に差し掛かった今、半藤さんの指摘には傾聴すべきものが多くあるはずだ。

2019/07/12

フク

〈全体主義というのは国力が弱くなっているとき、社会が混沌としているときに、英雄視される者があらわれて、カオスか自分かどちらかを選べと人びとに迫る。あるいは人びとの中に眠っていた怒りを呼び覚まして操作しようとする。(半)〉本書でも二元論の危うさは言及されていた。

2019/07/07

こぼ

タイトルに令和が入っているが、内容は平成の振り返り。日本を代表する識者の2人が、平成の間に起こった様々な出来事を振り返り、対話している。日本は基本的に過去の出来事をしっかりと検証して、後に活かすという作業を怠っている。現政権のある種の強引さは、第二次世界大戦の大本営に通ずるものがある。そのことを歴史から学んでいれば、同じことを繰り返すことはないと思うが、多くの国民は、あまりそのことを知らず、政府の決定に既視感を覚えることはないため、また同じ過ちを繰り返す可能性が高い。

2019/07/13

サイマ

二人の識者が平成日本がやってしまった失敗や劣化していったことを解説し令和日本がそれを乗り越えて良き国になることを願う… 政治、災害、原子力、ネット社会、オウム、戦争、経済、天皇制… このお二人は相手への敬意が滲み出ており対談が心地よいです。

2019/06/22

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