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リベラリズムの終わり その限界と未来 (幻冬舎新書)

リベラリズムの終わり その限界と未来 (幻冬舎新書)

リベラリズムの終わり その限界と未来 (幻冬舎新書)

作家
萱野稔人
出版社
幻冬舎
発売日
2019-11-28
ISBN
9784344985759
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リベラリズムの終わり その限界と未来 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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yutaro13

リベラルを称する方々への胡散臭さから手に取ってみた本。個別には興味深い内容を含むが全体としては中途半端。著者によれば、リベラリズムはパイが拡大しているときにしか説得力をもたない点に限界がある。自分は反リベラリズムではないと何度も主張する守りの姿勢が著者のズルさ。リベラリズムを一方的に断罪するだけで、それを乗り越えてどう現代に活かすべきかに言及しないと反リベラリズムと言われても仕方ない。そもそもリベラリズムとはこんな新書1冊で限界を露呈するやわな思想だったろうか。何年か前に読んだ井上達夫氏の本を再読したい。

2020/07/01

まゆまゆ

個人の自由を最大限尊重する立場であるリベラルの考え方は万全ではないことを語りつくす内容。リベラルの前提には社会的規範があり、その中でしか主張が認められない、という理由を同性婚と一夫多妻婚と近親婚から考えていくのは読みごたえがある。フェアネス(公平さ)を重視する点を評価しつつも、リベラルだけでは分配の元であるパイの拡大という社会的問題は解決できない。功利主義と全体主義の違いについての考察も考えるなぁ。

2020/02/27

スナフキン

イケメン哲学者萱野稔人さんによる書き下ろし。リベラルが何故今世界中で衰退しているのかを「パイの分配」「功利主義」をキーワードに分かりやすく解説している。 それだけではない。ジョン・ロールズやロバート・ノージックを参照しながらリベラリズムが根本的に抱える限界点をも見据えている。 本書を読んだからと言って、何かに役立つ訳ではない。 でも、物を考える喜び、本を読む喜びは得られるだろう。 私自身自分はリベラルだと思っていたが、それがいかに脳天気な理想論かと思い知らされた。この破壊と再生こそ読書の醍醐味だと思う。

2020/06/15

ミヒャエル・安吾

現代において、リベラリズムの問題点を語ろうと思ったら一晩中話せるのだが、一つだけ、何故政治的に敗退してるのか?「チラシを配る左派は肉を配る右派には決して勝てない」からだ。と答える。選挙運動を観るに右派はあれをする、これをすると生活に資する公約を掲げてるのに、左派は安倍政治を食い止めるとか言い出すわけで、そんなもん生活者の目線で観て魅力があるわけないのだ。そういうやつに限って「何故皆こんな良いことが書いてあるチラシを受け取らない💢」とか言い出すわけでな。

2020/01/16

たかちん

普段意識しないようなリベラリズムの考え方やその限界について、平易な文章により理解することができた。一夫多妻制や近親婚の是非など、頭の体操としての観点からも、非常に印象的な一冊であった。

2020/01/02

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