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イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ

イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ

イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ

作家
素樹文生
出版社
アメーバ・ブックス
発売日
2006-03-01
ISBN
9784344990265
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イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ / 感想・レビュー

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ウチ●

永らく著者のゆる~いファンだった。日本全国をオートバイで回り、インドを放浪し、次は何処へと、思っていたら「あちら側」へ行っていたお話し。鬱になる過程をこんなに克明に再現できるとは凄いの一言に尽きる。「オレは発狂する」の章の恐ろしさといったら!精神科医との対話「鬱にならない人の特徴」に納得。(物事を好き嫌いでパッと決める、私自身は若い頃はそうではなかったが、現在はそんな人になりました。)過剰なまでの自意識とデリカシー、押さえても書かずにいられない意欲、こういう体験をして初めて作品に昇華されてくるのだと納得。

2016/10/20

ann

この本を最後に「筆を折る」とのことで、作家の最初で最後のサイン会で手に入れた貴重な一冊。 「鬱」について考えさえられました。

2006/03/26

habilis

鬱の体験記の中で一番面白かった本。文章が楽しく、しかも思索的で深い。知的な人が鬱になって自分の内面を深く観察して思索するとこの様になるのか、と大変勉強になった。読んでいて楽しく面白い、そんな不思議な鬱の体験記だった。

2016/01/01

hobo

饒舌すぎる傾向があり、漫然と文章が長く、脱線も多く、読んでいて疲れるが、まま面白かった。もう一度再読しそうな本は手放さないが、置いておいても良いと。

2015/01/05

hiratax

「上海の西、デリーの東」の作者の名前をググったら、グラフィックデザイナーとしてのインタビューが出てきて本書の存在を知る。精神科医だった父親が高校の時に死に、浪人にかけてうつ病になる。細かい章立てでさらさらと読めたけど、それだけ。旅行記だけの人じゃない、と気付かされる星野博美のような発見・驚きはない。

2014/08/06

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