吸血鬼 (江戸川乱歩文庫)
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吸血鬼 (江戸川乱歩文庫) / 感想・レビュー
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美貌の未亡人に迫る魔の手とそれに対する明智小五郎。 唇のない怪人は明智を挑発するかのような行動に出るのだが、少しずつ事件の真相に迫っていく。 新聞連載だったからか、小刻みに山場を作ってて、かなりつじつま合わせがひどいですが、まあ、なんとなくでも、きちんと着地していたので拍手喝采です。 ちょっと意外な真犯人だったけど。 まあ、細かい内容よりも、乱歩の得意の大活劇を堪能しましょう。
2020/01/08
し
少々ちぐはぐで突飛な部分はあるが、どんどんと読み進められた。 小林少年の活躍も然ることながら、同性として文代さんの華麗な活躍には胸が躍った
2019/11/25
喜怒哀楽
人間椅子だ〜!!!!って興奮した
2021/11/25
私的読書メモ3328
いかにも江戸川乱歩らしい通俗的な探偵小説。「吸血鬼」というタイトルはかなり的外れな感あり。主に中盤の「風船男」前後などは些かエンタメ(それも今日では極めて古臭く感じるテイスト)に過ぎる展開に白けてしまう難はありますが、骨格は王道のミステリであり、二転三転する上に非常に上質な味わいのエンディングは素晴らしいの一言。解説も作品を楽しむアウトラインを過不足なく提示して良かったです。
2019/06/26
白いカラス
こちらの予想したとおりの筋書きも、なぜか引きつけられるんですよね。。明智探偵や文代さん小林君も登場し、まさしく乱歩ワールドです。何十年か振りに楽しめました。
2019/05/19
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