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あっという間

あっという間

あっという間

作家
南伸坊
出版社
春陽堂書店
発売日
2022-04-05
ISBN
9784394770046
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あっという間 / 感想・レビュー

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そら

女性のエッセイは面白おかしく良く読むが、おじいさんのエッセイは初めてかも。仕事や世間体から解き放たれ、ほのぼのとしてちょっとした日常のことが綴られているが、健康法やおシモのことは興味を持てずに流し読み。女性エッセイとの違いを知る良い機会となった。エッセイは、同性同世代が時代背景共に共感できるからこそ「わかるわかる!」と面白いんだろうな。

2022/06/23

ひさしぶり

作家さんの名前で読む。書く人が違えば手に取らない、お得だね有名人は。奥さんが相手してくれるから話が成り立っている。巷の奥さん方は旦那のくだらない話はスルーなのでこんな具合にはいかない。ボケ防止のつもりで付き合うのもいいかもと思わせてくれる。

2022/06/24

青木 蓮友

この「ザ・不要不急」感はいっそ尊い、、なんだか眉間がほわんと伸びました。マスクにハーブを挟んだり雀に申し訳ながったり「おもしろくて眠れません」とか、とってもいいです。ツマさんもいいですね、地下鉄で急に「何とかならないのか」とか言い出したり。わたしにとってこれまでの南伸坊さんは、面白くて洒落てて新刊が出たらすぐ読みたい存在だったのですが、去年からもうひとつ「他界した母と同い年の人」というのも加わって。こうして元気に愉快なおじいさんでいてくれることが、結構かなりわたしの心にいいのです。こういう変化も、ある。

2022/07/02

古本虫がさまよう

著者は今年で75歳。後期高齢者の仲間入り。ここ数年に書かれたエッセイをまとめたもの。コロナ禍の日々のものもある。ネットフリックスで西部劇を次々と見て、「こんなに立てつづけに続けに西部劇を見るのも、何十年ぶりだろう。西部劇は中学生の頃、毎週のように七十円均一の日勝地下(映画館の名前。地下一階にあった)でよく見ていたけれど、あの時以来かもしれない」との回想で、学生時代、そこによく通っていたのをふと思い出した。当時は250円均一だったかと。

2022/06/27

mick

文章がほのぼのと感じられて、おだやかな気持ちになる。ツマとのやり取りも軽妙で、日常生活の中に実はたくさんある面白さに気付かされる。夫婦の楽しさの方向性が同じなのが秘訣か。もっともっと読みたい。

2022/10/13

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