生き抜く力 (祥伝社新書)
生き抜く力 (祥伝社新書) / 感想・レビュー
nishiyan
芸能生活40年の節目を迎えた山田邦子さんの自叙伝&絶頂と絶望を経験した彼女だからこそ語れる人生の指南書。テレビと現実の区別がつかないぐらい初代林家三平師匠など芸人が身近だった幼少期。中高短大とクラスの人気者から素人演芸番組での賞金稼ぎと今の彼女を作り上げたものが軽快な語り口で描かれいるのが非常に面白い。真面目な会社員でありあがら見栄っ張りでギャンブラーだった父の存在。そんな父との思い出話は笑いの中に悲しみがあって胸を打つものがあった。事務所を独立し、再スタートを切った芸能人生。今後の活躍に目が離せない。
2021/03/15
red_lover
久しぶりにTVで鶴瓶さんとお話ししていた山田邦子さんが、とても魅力的で。 ちょうどKITTEの本屋さんでイベントがあり、サイン本を販売していたので購入。 昭和の時代の映画を見ているような感覚で、読み終えました。 笑いあり、涙あり。ほんとに電車で泣いた。 大スターは、やはり大スターだった。 それだけの辛いこともあったんだな、それでも大きく笑ってTVに出演されてたんだな。と思いました。 心が温かくなったのは、山田邦子さんが心のあたたかい人だからかしら。 本を、書いてくれてありがとうと思いました。
2021/03/30
まんまる
山田邦子さんが幼少の頃から現在までを語る。何事にも一生懸命で、そして純粋で、売れっ子だからって偉そうにすることなく、素晴らしい人柄だなと思った。ご近所の方や、被災者などにも分け隔てなく接しているようで、天国と地獄を味わったからこそなのかなとも思った。 厳しく破天荒な父や、「死にたい」と悩み警察に電話したこと、芸能界の事情などがおもしろく書かれていて、あっという間に読んでしまった。
2021/04/21
かつ
題目から抱くイメージとはとはかなり内容が違う、山田邦子の半世紀を時系列で淡々と書いている。
2021/04/10
Ikehan6013
図書館にて。人生いろいろ。みんな思い抱えている。前向きが良いかな。
2021/08/14
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