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「自己啓発病」社会 「スキルアップ」という病に冒される日本人 (祥伝社黄金文庫)

「自己啓発病」社会 「スキルアップ」という病に冒される日本人 (祥伝社黄金文庫)

「自己啓発病」社会 「スキルアップ」という病に冒される日本人 (祥伝社黄金文庫)

作家
宮崎学
出版社
祥伝社
発売日
2014-03-12
ISBN
9784396316334
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「自己啓発病」社会 「スキルアップ」という病に冒される日本人 (祥伝社黄金文庫) / 感想・レビュー

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TM

週刊誌の記事のタイトルのよう。現在の自己啓発ブーム及びその最たる現象である小泉現象から現在までの世の中の流れに警鐘を鳴らす本。現在の自己啓発が脳内革命などの昔流行った本やベトナム戦争帰還者のアイデンティティ回復プログラムからくる流れであるという歴史的解説は面白い。また啓発本の古典である「自助論」が明治維新の時にベストセラーとなった「西国立志伝」の現代語訳だが妙訳で本来の意味からはずれてきていると言う解説は面白かった。ただ、後半は著者の主義主張がとうとうと語られ好きな人意外はあえて読む必要はないかな。

2014/03/17

koheinet608

自己啓発もビジネス書も、わかり易く書かれています。それは、わかりにくいと売れないからです。個人的には、わかり易いものを、読むより、自分で表現した方が、自己啓発できる。 たくさん自己啓発やビジネス書を読んできて思ったことは、 自分がやっていることは、「読書」なのかと。 この疑問は、「スキルアップ」にも通じていて、一種のサプリメントみたいな感じを、数年前に覚えました。○○すると、△△という自己啓発の論理は、わかりやすいだけに、その「仕組み」に簡単に、「依存」してしまう。

2018/12/02

Akiko Shimizu

努力大好き、スキルアップ大好きの自分に、冷や水をぶっかける本でした。自分のための自助は「利己」でダメ、相互扶助があるべき姿、という話。うーん、確かにわかるんだけど、やっぱりそれはファンタジーなんじゃないのかな? 自律=自立できない人が増えそう。ただ、自分は踊らされているのかも、という疑いはしっかりもって、これからも勤勉に生きていこうと思いました。

2014/05/22

BLACK無糖好き

本書は自己啓発ブームの元になるスマイルズの「自助論」に関する考察。一昔前には書店の目立つ棚に勝間和代のドヤ顔本が山と積まれていたが、最近見なくなった。自己啓発に取り組み仕事の生産性を向上し、其れなりに収入が増えたとしても、今後の少子化で新たな富を生み出しにくい将来に、格差拡大、国家財政逼迫で資産課税で持っていかれる事に多くの人も気付き始めたのでは?この国を逃れ世界でサバイバルして行く為には自己啓発のような生易しい対応では話にならないだろう。ちなみに自分は諦め感満載です。楽しくやらなきゃ^^;

2014/12/29

カーリー

自己啓発は大切だ。努力も大切だ。自助も大切だ。力を得れば人は自由になれる。しかし、どんな人も一人では生きていけない。自由になっても他人を軽蔑し、他人を手段とする生き方はいつか破滅をまねく。自己啓発の限界は資本主義システムの限界にあることを自覚して生きるべきだ。どんなに努力してもお金持ちになって成功できるわけではないことを自覚することだ。資本主義システムの外部に生きる価値を見出す必要がある。宗教、思想、読書階級、地域、家族などの中間団体にその希望があるかもしれない。お金と学歴以外の価値を見つけたい。

2017/02/13

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