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LOVERS: 恋愛アンソロジ- (祥伝社文庫 ん 1-32)

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作家
安達千夏
江國香織
川上弘美
倉本 由布
島村洋子
唯川恵
谷村志穂
横森理香
下川香苗
出版社
祥伝社
発売日
2003-09-10
ISBN
9784396331221
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ジャンル

LOVERS: 恋愛アンソロジ- (祥伝社文庫 ん 1-32) / 感想・レビュー

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TATA

こちらの古本屋さんで1ポンドだったので買ってみた。女性作家さんたちの恋愛アンソロジー。なのですが、むむむ、なかなか生々しく残酷な話も多くテンション↓。この歳になってもちっとも女性の気持ちがわからないのかなあと少しヘコみ気味です。島村洋子さんの「七夕の春」と倉本由布さんの「水の匣」がよかったです。

2018/07/07

ぶんこ

最後まで読んだら、最初の方はすっかり忘れてました。 普通の女性の普通の恋では、小説にならないのでしょうが、谷村さん、島村さん、倉本さんの作品の主人公に共感しました。、普通の人の切ない恋が、今の私にはピッタリだなと実感しました。 唯川さんの、不倫は代償覚悟ということでしょうか。

2014/07/08

いずむ

祥伝社の恋愛アンソロジー3冊目。倉本さんの話が一番響いた。過去の恋を追いかけながら、本当に求めていたのは過去の自分。そんな経験があったのかなと感じる、重みがある。全体的に失恋の雰囲気が強い中、唯川ワールドはボクのイメージ通りのリャクダツアイ!やられっ放しじゃ終わらない恋敵!短編だからか、サッパリと読めちゃいましたが、トリとしてしっかり重~い愛を見せて頂きました。想うからこそ、恨みもし、忘れられもせず。キレイではないし、最後に幸せが待ってるワケでもないけど、それが人間で、愛するってコトだよね、と思えた作品。

2012/01/20

ひらけん

恋愛して、好きな人と一緒にいると、お互いの事がきちんと見れなくなる時がある。そのズレがいつかは恋の終わりを告げる。本の一文の「はじめのうちは、気づかないふりをした。でも、変化は避ける事ができない。」この言葉は胸に響いたな。一緒にいる時は相手との距離が近すぎて、あんまり気付かない事なのに、別れが近づくにつれ、お互いのすれ違いが確実に目に見えるようになる。後々になり、あれが別れの始まりだったのだなって気づいた時は後の祭り。もう昔の恋人同士には戻れない。そんな、後悔ばかりを繰り返してきたなって思い返してもうた。

2016/07/27

kozy758

豪華作家陣によるコラボレーションがうれしい。好きな江國香織も入っていた。下川香苗『聖セバスティアヌスの掌』、島田洋子『七夕の春』が切なく広がる恋の感じで特に良かった。帯の「恋。してますか?」に「恋したくなりました。」と答えたくなる。

2015/05/31

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