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夭都七事件―大東京三十五区 (祥伝社文庫 も 7-2)

夭都七事件―大東京三十五区 (祥伝社文庫 も 7-2)

夭都七事件―大東京三十五区 (祥伝社文庫 も 7-2)

作家
物集高音
出版社
祥伝社
発売日
2007-03-01
ISBN
9784396333409
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ジャンル

夭都七事件―大東京三十五区 (祥伝社文庫 も 7-2) / 感想・レビュー

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gonta19

2007/3/17購入。 2016/8/2〜8/4 9年物の積読本。前作で感じた読みづらさのため、ずっと積んでおいた。9年こちらも年をとったので、すこしは印象変わるかな、と思ったが、やっぱりしんどかった。いわゆる安楽椅子探偵もので昭和初期の時代設定。設定自体は好きな方なんだが、相性だろうなぁ。

2016/08/04

さとちん@脊椎オパ3/10参戦

シリーズ2作目なんですね…知らずに読んでしまいました(笑)。講談口調に慣れるまでイライラしちゃいました(汗)。オチも含め好きになれませんでした、ゴメンナサイ。でも緻密な時代考証や語り口調など好きな人はハマると思います。

2012/05/18

OHta

奇怪で猟奇なエログロ事件を、長閑な縁側で愉快にほっこりと解き明かす安楽椅子探偵ならぬ縁側探偵帖第二幕。魅力あふれる主要キャラ以外にも準レギュラー的な新キャラが登場し、しかも負けず劣らずの曲者揃いときた。そうなると余計に拍車がかかる新喜劇的なやり取り。つまり愛さずにはいられないのです。事件の謎自体は1作目よりもシンプルになっており、トリック云々を重視する方にはウケないかも知れません。昭和初期の風俗、独特な筆致、エログロとほのぼのの対比。物語全体の雰囲気を楽しむと良い味を出し始める作品です。

2016/07/16

『冥都七事件』に続く、昭和レトロ探偵小説短編集シリーズ第二弾。270ページ程度のボリュームに7つの短編を収録。事件が起こった!玄翁先生に情報を伝えた!玄翁先生が推理した!というのが基本パターンでして、マンネリにならないように多少は変化をつけつつ、推理クイズに振り切った構成はみな同じ。人間ドラマの要素はおろか、ストーリーもあってないようなものであります。新ヒロイン?のノンコさんと美人記者の尚子女史が「ちょろ万」阿閉万をめぐって衝突したりもするんですが、いったい、どんな読者層の需要があったのかしらん。星3つ。

2021/09/20

前田

文体の面白さが凄い。しかしそれは前作と同様であって、残念ながら自分は、文体以外の面白さを見つけることができなかった。これはトリックの出来を評価できない、というのが大きいのだと思う。前田はミステリを好んで読みはするが、トリックに面白さの焦点を殆ど当てない。だから連作短編ミステリの同シリーズを幾つも読むと飽きてしまうのだろう。

2008/12/31

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