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しだれ柳 一膳飯屋「夕月」 (祥伝社文庫)

しだれ柳 一膳飯屋「夕月」 (祥伝社文庫)

しだれ柳 一膳飯屋「夕月」 (祥伝社文庫)

作家
荒崎一海
出版社
祥伝社
発売日
2013-07-24
ISBN
9784396338640
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しだれ柳 一膳飯屋「夕月」 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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山内正

朝五つに行くからと小万の報せ 店に閉じた蛇の目傘の雫を切って 入った麩の焼きと名を付け工夫を 初めて頂きましたと笑顔に翳りが 晋悟は初代小万を知らない 気風と啖呵は惚れ惚れすると 色香は今の小万が勝っていますと 兄と大喧嘩し屋敷を出たが 病気勝の兄を気遣う 藤兵衛に店を任され二十四人分 と限ったが 小万が来る日が増えた売れっ妓 なのに、思い違いか 問屋の倅が小万に言い寄ってる 初代小万が袖にし恥を書いた男の姉が大恥かかそうと企んでると 七之助が男に扮してと 角棒で鼻をへし折ったと 小万に内緒で料理屋に

2021/10/22

Mirror

間違えて知っていたことがたくさんありました。

2018/02/20

山内正

山谷堀で飯屋夕月の主片桐晋吾 元御膳所台所人だが勘当され 料理人でいるが、南町同心から裏の探索を頼まれる、 芸者の親が殺され傷口が判らない 同心から一言判らない事を確かめて くれと頼まれ目指す相手に謎をかけ 証拠を引き出す。 料理の品数と出来栄えにも興味がわく静かな成り行きが印象に残る。

2018/04/02

めにい

再読。続篇はないのかな?

2015/04/14

snow

武家の三男に生まれながら、一膳飯屋の主として生きる。ありがちな設定だが、文章にキレがあって読みやすい。作者は理系なのか、よっぽどこだわりがあるのか、江戸時代の寸法や時間の表現法、師走という言葉や秋茄子嫁に食わすなの真意など、解説も多々あって面白かった。巻末の著者によるあとがきにも思いが溢れていて、あとがき好きにはたまらない。一歩間違えばすべてがくどくなるところ、優れた筆力で読んでいて飽きなかった。

2018/08/03

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