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PO(プロテクション オフィサー) 警視庁組対三課・片桐美波 (祥伝社文庫)

PO(プロテクション オフィサー) 警視庁組対三課・片桐美波 (祥伝社文庫)

PO(プロテクション オフィサー) 警視庁組対三課・片桐美波 (祥伝社文庫)

作家
深町秋生
出版社
祥伝社
発売日
2017-03-15
ISBN
9784396342937
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ジャンル

PO(プロテクション オフィサー) 警視庁組対三課・片桐美波 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

美波と塔子、二人の捜査官の友情とその亀裂。二人の視点で物語は進む。塔子は捜査一課の女刑事。美波は組対三課の身辺警戒員。元ヤクザが続けて殺され、マル対も元暴力団の足抜け実業家。護衛と言う仕事は犯人を見つけ、自分が助かれば良いという話ではないので、他の警察モノに無いスリルがある。カーチェイスに銃撃戦に様々なハードルが目の前に。ミステリ要素もどんでん返しもなく、淡々と進んでしまうが、深町さんは割とヤクザに理解のある作家で、裏家業の実態の描写が面白い。

2020/11/26

いつでも母さん

いや~、スッキリするわぁ。私はこういうのが好きだ!(笑)しかし、『女刑事』は誰の作品でも大変だ。『完全な男社会』で生きるにはきっと自分を奮い立たせて鎧を纏って頑張ちゃうんだろうな。親友同志二人の女刑事、その一人が組対三課の班長・片桐美波!暴力団から民間人を守る身辺警護が任務。そこには捜査一課とも絡む。縄張り意識は刑事小説のお約束。しかももう一人の女刑事との過去のいきさつも明かされる。もうこれはシリーズ決定ですね。楽しみに待ちたい。読了後、鏡を見た。キリッとした気がしたんだが、気の所為だった(汗)

2017/06/28

ねりわさび

二人の女性警官を主人公にした推理サスペンス小説。謎の多い警護対象をふたりがガードしていくうち不気味な暗殺チームが彼らに襲撃を仕掛けてくる。過去と現在の回想表現や脇役の元組長などの人物描写が目を引く。続編があるそうなので読みたいと思いました。面白かったですね。

2023/09/22

巨峰

暴力組織から特定の民間人を護る組対三課P0の片桐美波と同期で敵対関係にある捜査一課の難波塔子との対立を軸に話は進む。元暴力団員で現在は一般社会で生活している人物を対象にした強盗殺人が3件連続する。金だけじゃなくて恨みを買っていると思われる、3件目の被害者布施(企業経営者)をPOは警護するが・・・途中までは良かったんだけど、最後の方の展開がいまいち乗り切れなかった。布施が暴走することの説得力があまり感じなかったのが原因かもなぁ。でも、キャラがしっかりしているし次も出たら読みます。

2018/11/18

はつばあば

女性が心身ともにたくましいのは羨ましさと憧れをもたらす。男の世界・特に警察や消防署など頭だけでなく体力を要するところでは結構生きにくいはず。美人で颯爽として男に負けない武力を持つ・・私もそんな娘が欲しかった(#^^#)。私の娘達ですから美人で颯爽としていますが武力ならぬ口撃(^^;。それは兎も角、ほんまに警察機構の中にこんな一般市民や、企業幹部の身を守る身辺警戒員「プロテクションオフィサー(PO)」なんてものがあるのかしら。ヤクザ専門で一般市民が被害に遭うストーカー対策には使えないのかしら

2017/07/04

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