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九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

作家
今村翔吾
出版社
祥伝社
発売日
2017-11-15
ISBN
9784396343750
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九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

シリーズ第3弾!今回は、急展開ではないけれど、動きがありましたね。それにしても、出てくる漢達が格好いいです。火消しの漢達はもちろん、御連枝・戸沢正親も熱く格好いい!に組の九紋龍・辰一もとんでもない漢!この熱さは見習いたいですね。物語はというと、終盤の戸沢正親と源吾のやりとりがすごく良くて、お互いに認め合った時、そこには熱い友情と絆ができたようで、ただただ感動!そして、源吾と深雪の夫婦のやりとりは、自分も見習わなければと思いました。それにしても千羽一家の動きがすごく気になりますね。続きが待ち遠しいです。

2018/05/30

海猫

羽州ぼろ鳶組第3弾にして、早くも絶妙の安定感。火消の話を毎度趣向を変えて、興味を持たせてくる。レギュラーメンバーはまんべんなく見せ場があり、新キャラの造形にも感心。クライマックスの盛り上げが見事で、綺麗な結末を迎える。かなりの好シリーズ。

2018/05/22

三代目 びあだいまおう

九紋龍といえば水滸伝の好漢史進、北方水滸伝で史進に強い憧れと崇敬を持つ私は、期待を込めて猛暑8月最後に本書を選んだ!九紋龍と称される最強の火消辰一、強く成長した襤褸鳶の面々さえまるで太刀打ちできない!一家惨殺の押し込み強盗が暗躍し、手掛かりさえ掴めぬ中、辰一は異常な行動を続ける。意図は?結末は?手が止まらない‼️作者はまさに鉱脈を掴んだのだろう!江戸の火消し❗溢れだし更に湧き上がる程ヒーローとエピソードを無限に創り出せるもの!本巻では待望の深雪の活躍も!垂涎ものの珠玉のシリーズ。大事に読んでいこう‼️🙇

2019/08/31

W-G

『夜咫烏』で匂わされていた最強の火消、辰一が登場。暴れまわる様は完全に漫画の世界。辰一絡みの騒動と同時並行で、もう一人の新キャラである戸沢正親が、違う側面からぼろ鳶組を苦しめるが、こちらは割と最初から良い人オーラが出ており、まったく憎めない。千羽一家との対決は尻切れとんぼのまま終わるも、この先で必ず描かれるだろうと確信出来るので問題なし。ここら辺りが絡んでくると、新之助の独壇場。便利な設定のキャラクターだ。そして最終章、深雪がおいしいところを持っていき、とてもさっぱりとした後味で読み終えることが出来た。

2022/05/31

tetsubun1000mg

日曜日から1巻目を読み始めて、昨夜3巻目「九紋龍」を読了。 3巻目でネタが尽きるか、同じ路線でくるかとの心配もあったが、ファンの期待を裏切らない規格外の面白さ! 冒頭の押し込み強盗のシーンは不穏な立ち上がりだが、九紋龍の登場からは大きく物語が動き出す。 終盤の九紋龍の火事場での命を懸けた救出シーンは映画を見ているような大迫力。 江戸の火消したちが一心不乱に火に対決する様子は胸を打つ。 最後の新庄藩の特産品商談会は、深雪さんの大活躍と正親の助太刀で気持ちよく締めてくれる。 現代的なアレンジが持ち味のようだ。

2020/03/19

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