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未来恐慌 (祥伝社文庫)

未来恐慌 (祥伝社文庫)

未来恐慌 (祥伝社文庫)

作家
機本伸司
出版社
祥伝社
発売日
2018-02-15
ISBN
9784396343897
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ジャンル

未来恐慌 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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Yunemo

表題に惹かれて、初読み著者。あっという間に崩落する日本経済、いや世界経済。崩落の端緒がこんな具合、すごく現実味があり過ぎて。今進歩しているAIが引き金で自滅への道?ネガティブに考えると、ピークアウトしつつある東京の街、今経済成長はない、身に沁みる表現。その原因がラプラスの悪魔が定めた運命であったり、バタフライ・エフェクトであったり。でも全体的にはいろんな要素を詰め込み過ぎて、ある意味喜劇の世界にも。農礼賛的な結末になるけどそれでいい?知による理解ではなく情で分かる情解、この表現に何となく心の内で納得感が。

2018/08/15

ABCorenge

結構な大作。著者の機本氏は、神様のパズル以降はあまりパッとしない感じだけど、個人的には好きな作家。スパコンでのシミュレーションとかまさに大好物。神様の〜でも共通する、農作業に対するリスペクト色はやや強すぎる気がするが、全体として非常に楽しめた。アニメ化にも向いてそう。

2019/07/16

zero

経済崩壊によるディストピアもの。たしかに現代社会は、何かがきっかけとなって、あっさり崩壊したりするのかも。

2018/03/24

かぷりん

タイトル「未来恐慌」に惹かれて書店購入.はじめてのSF. IT用語や経済用語がたくさんでてきましたが,作者の想像力がすばらしく,最後まで楽しく読めました.個人主義が蔓延する近未来.様々な苦悩を持つ若者.夢も希望も薄れてきた日本.スパコンによる株式の自動売買方式.人々は考えなくなったようだ.そんな中で,経済恐慌が発生し,これを脱するには戦争しかない…(これもスパコンの答え)…人は人のために生きて行く中で生きる喜びを感じるもので,それが夢や希望になるものかもしれない.

2018/02/28

ザック

ITが進み仮想世界で万博を開くまでになった世界。それでも恐慌は起きるのかぁ。 現実でも不況なら何度もあるし恐慌もあっただけに、経済とかは何なのかを改めて考え…そうになったけどそうじゃないんですよね? ちゃんと最後まで読みましたから分かってますハイ(笑)

2020/07/17

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