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ダークリバー (祥伝社文庫)

ダークリバー (祥伝社文庫)

ダークリバー (祥伝社文庫)

作家
樋口明雄
出版社
祥伝社
発売日
2018-09-12
ISBN
9784396344559
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ダークリバー (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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いたろう

1979年の岩国。ある事情から警察を辞め、倉庫で働いていた椎名高志は、一時期預かって、自分の娘のように育てたことがある刀根奈津子が自殺したと聞き、理由を探り始める。米軍基地の街であり、広島に近く、ヤクザの影がちらつく街、岩国。奈津子は何故自殺したのか。元警官の椎名、元ヤクザで奈津子の実の父親・刀根真太郎、刀根を慕う若者・安藤。非情な世界にありながら、男たちを突き動かすものが、すごく人間的な感情であることに胸が熱くなる。椎名が橋から見下ろす今津川、刀根が釣りをする門前川、暗い川が象徴する世界が深く心に残る。

2018/11/12

はつばあば

初っ端から「警察もヤクザも似たようなものだ、市民の味方のふりをしているだけ余計にたちが悪い」と言わしめるのは総理のおひざ元山口の民。警官とヤクザと生き方は違っても人として意気投合する事もあるだろう。お陰で悪徳刑事と濡れ衣を着せられ離職せずにはおられなかった椎名の元に実の子同様に育てた娘が自殺したと。米軍基地のある岩国を舞台に大事な人を失い抜け殻になった男が生きている意味をみつけようとあがく姿が川をからめて書かれている。それにしても米軍基地ってこの狭い日本に81ヶ所も必要なんだろうか・・

2018/09/16

タイ子

まず、この表紙の画像が表示されてないのが気になるなぁ。いい表紙なのに…。で、本作に戻ろう。山口県岩国市が舞台。今ややさぐれた元刑事が娘のように思っていた女性が自殺と知って真相を探るため再び生きる意味を見出していくというストーリー。ヤクザが絡んでくるので、血が血を洗う抗争事件もあり、そこに復讐劇が絡んでもはやこれは東映のヤクザ映画ですな。ただ、樋口さんが書いてるのでどこかに優しさが見え隠れするんですね。ヤクザは勝手にドンパチやってればいいけど、カタギはカタギの生きる道を行ってもらわねば。ラストに救われる。

2018/09/20

momi

舞台は山口県岩国市。元刑事に実の子同然に可愛がっていた娘の自殺の報が届いた!!「まさかあの娘に限って!」出会ってしまった元刑事と元ヤクザが真相をさぐるために命をかけます!! 死に急がないで…でも男気ある彼らの行動に熱いものがこみあげてきました!!元刑事と元ヤクザ…立場をこえ心をかよわせる話でよかった…。だけど哀しいッ!!心に哀しさが残りました…。

2018/10/16

ぽろん

この作品も、ボブ ディランの風に吹かれての音楽がよく似合う。私の中で、この曲がずっと流れていた。ハードボイルド。かっこよくて、哀しい話だった。

2018/10/06

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