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悪魔のトリック (祥伝社文庫)

悪魔のトリック (祥伝社文庫)

悪魔のトリック (祥伝社文庫)

作家
青柳碧人
出版社
祥伝社
発売日
2019-05-15
ISBN
9784396345228
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悪魔のトリック (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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aquamarine

人を殺したいと強く願ったものの前に悪魔が現れ、一つだけ人知を超えた力を授けていく。「ネズミに言うことを聴かせる力」「強力な磁力を発する力」「壁をすり抜ける力」…殺人方法は授けられた人次第。有馬刑事は、悪魔の力を使った殺人を見つけることのできる警察官九条とともに事件を見極めます。誰が何の力を使ってどのように殺人を犯したか、普段とは違う謎解きと、それぞれの犯人の行末が新鮮でした。さすが特殊設定をうまく使う作家さんです。連作として少しずつわかってくる部分も好みでした。さらっと読めますが、堪能しました。

2019/07/23

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。悪魔が強い殺意を持つ人に一つだけ力を授け、その力を使った殺人を捜査していく。トリッキーな謎解きが楽しめました。

2019/07/16

buchipanda3

不可能犯罪ミステリ連作集。その特徴はトリックに「悪魔の力」を一つだけ使えるというもの。ある種、万能に見えながらも程よく制限があり、むしろこんな能力をそんな風に使うのかとなるユニークな推理の楽しさを味わえた。どの篇も凝っているし、話ごとに仕掛けに変化を付けてパターン化に陥らないようになっているのもいい。使った力の反動の容赦なさには茫然。「見えない〜」は上手い具合に納得の抜け道が隠されていた。「それが、強さだ」は最初どうなるかと思ったが終わり方にほっとした。力の種類は無限なので続編が出て欲しいなあ。

2019/05/16

タイ子

強い殺意を抱いた者の前に現れる悪魔が一つだけ望みの悪魔の力を授ける。捜査のため犯人の前に現れる九条という刑事は悪魔の力を知っている不思議な男。なんじゃ、これと思うくらい奇想天外なストーリーなんだけど、これがまた面白い。悪魔の力をどう使って犯罪を犯し、それをどう暴くのか。現実にはあり得ないトリックではあるけど、よく考えたなと感心。九条の謎が解けていく様も面白い。本格的なミステリも好きだけど、こういうの嫌いじゃありませんよ。

2019/06/01

カノコ

強い殺意を持つ人間の前に現れる悪魔は、「悪魔の力」を一つ授ける。舌を自在の長さに操る力、壁を擦り抜ける力、身体を鋼鉄のように硬くする力…能力をどのように使って殺人を犯したかを推理する倒叙ミステリ。どんな能力を授かったかを考えながら読むのは楽しいが、何箇所かちょっと腑に落ちない部分もあった。完璧なアリバイと証人がいる中で、男が義弟を殺した方法を探る「見えない抜け道」は好き。ただ、曲がりなりにも特殊ルールに則って展開されていた話が台無しになるようで、最終話の荒唐無稽さはあまり好きではないかな。

2020/02/21

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