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吹けよ風 呼べよ嵐 (祥伝社文庫)

吹けよ風 呼べよ嵐 (祥伝社文庫)

吹けよ風 呼べよ嵐 (祥伝社文庫)

作家
伊東潤
出版社
祥伝社
発売日
2019-05-15
ISBN
9784396345280
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吹けよ風 呼べよ嵐 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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starbro

伊東 潤は、新作中心に読んでいる作家です。未読の本書が新刊文庫になったので、読みました。北信濃の土豪、須田満親の物語は、初めてです。川中島の合戦が第五次まであったとは、知りませんでした。タイトルの「吹けよ風 呼べよ嵐」は、プロレスファンならお馴染みのアブドーラ・ザ・ブッチャーの入場テーマ曲 https://www.youtube.com/watch?v=XNOaBkyR5tA と同一ですが、著者はアブドーラ・ザ・ブッチャーのファンで、意識してつけたのでしょうか?それとも偶然の一致でしょうか?

2019/06/25

岡本

謙信と信玄ではなく信濃国衆・須田満親の視点から川中島の戦いを描く。信濃方、そして越後方の満親の視点なので作中では武田家や信玄の事が強欲で強兵を率いる悪魔の様な印象を受ける。大名ではなく国衆を主人公に据える事の多い著者だから書ける一冊。

2019/08/03

舞人(maito)

文庫版読了。武田・上杉の対決構図と史実での展開に満親・信正の戦いを重ね合わせるストーリーテリングの妙は、再読しても色あせることがない。単行本では、価値観の相違と後の時代の変化を先取りした題材作りが絶妙、という感想だったが、今回はそれに加えて、信じ合ったり憎み合ったりする二人の関係性が印象に残る。特に思考の読み合いや臭いでの判別、最後の最後で刀を振り下ろせず、敵でありながら混戦の中では背中を合わせられるヒーロー要素が熱い。大人の都合はともかく、続編は成立しうるな、と改めて実感。武田家滅亡ともリンクするし。

2019/06/01

スプリント

北信の国衆で上杉家の重臣となった須田満親が主人公です。 侵略を続ける武田家と謀臣真田幸隆の調略、上杉謙信の義心からくる迷い、翻弄される国衆達がダイナミックに描かれています。

2019/07/28

YONDA

北信濃の一領主でしかない須田満親が主人公。小さき者は大きな者である武田家に抗えず、先祖から受け継いできた領地を失う。大きな者に対抗できるのは若き大きな者謙信。謙信の義と共に古地奪還を願う満親。第四次川中島で武田軍に囲まれた満親を助けに来る謙信は素敵。武田好きには悪者信玄は辛いが、この作品の謙信は常に葛藤し、弱いところがありひかれる。一般にはあまり知られてはいないが、実在した人物を主人公として清々しく描くのは伊東潤ならでは。満親のこの後を読んでみたい。文庫の表紙だけ見ると、謙信が主人公の話だと思われちゃう。

2020/05/14

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