KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

定年オヤジ改造計画 (祥伝社文庫)

定年オヤジ改造計画 (祥伝社文庫)

定年オヤジ改造計画 (祥伝社文庫)

作家
垣谷美雨
出版社
祥伝社
発売日
2020-09-11
ISBN
9784396346591
amazonで購入する

定年オヤジ改造計画 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

アッシュ姉

妻に避けられ、子供に疎まれ、定年オヤジに居場所なし。夫源病、家庭内別居、熟年離婚の危機に怯える日々。こういう人多いんだろうな。共に頑張りましょう。スーパー主婦の母と暮らすスーパー怠け者の出戻り娘の私。コロナで在宅勤務がメインが続いているので、母が娘源病にならないよう戒め本となった。(と母に伝えたら、被害妄想よ~と言いながら不敵な笑みを浮かべてた。気をつけます。改めます!)

2021/12/12

りゅう☆

定年退職後、孤独と暇が有り余る生活を送る庄司。娘からアンタ呼ばわりされるも庄司の考えにイライライライラ。これじゃ妻は夫源病になるわっ。心理状況、現状が具体的でリアル。妻を、母をなんだと思ってるんだ!!そんな庄司に孫の保育園の送迎の依頼がきた。ほんっとに気が利かない。腹立たしい。言ったところで平行線だから言う気も失せる。どうしたらいいんだろう。あれほど頑なに自分の理念を語っていた庄司にだんだんと現実が入っていく様子に安堵。まだまだ未熟なジイジだけどいいんじゃないかな。夫源病予防のため夫にこの本を読ませたい笑

2022/05/15

itica

かつて「鬼嫁」なる言葉が流行って、私自身もああはなりたくないと思ったものだ。しかし冷静に考えてみると亭主関白は世間的に咎められないのに、何故妻だと揶揄されるのか。私の夫はおそらく、うんちの付いたオムツを取り換えたことはない。妻が悪いのか?夫の両親の育て方が悪い?それとも社会が?何かいろいろと刺さりまくったが、主人公が遅まきながら気づいたことが救いだった。

2023/07/20

eiro

おそらく再読。頑固おやじがよく麻衣の話を聞き入れたものだ。麻衣もよく義父にあれだけストレートに話ができたものだ定年後、男性でも育児はそれなりにできそうだけどなあ。共働きだった人たちには受け入れやすくても、そうでなかった人たちには(特に役職が上だったジイジに限っては)相当困難か。

2022/02/19

ちゃとら

大手の石油会社で定年を迎えた庄司。悠々自適な定年後の生活が待っているはずだったが・・・。奥様は夫原病で鬱状態に。このジイジは典型的な男尊女卑教育の中に育ち⁈世間の変化にも気づかず、「母性本能」「三子の魂」などを連呼するヘビー級の嫌なオヤジ。垣谷さん お得意のジイジの変化と成長が楽しかったです♪

2022/04/10

感想・レビューをもっと見る