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カナリヤは眠れない (祥伝社文庫)

カナリヤは眠れない (祥伝社文庫)

カナリヤは眠れない (祥伝社文庫)

作家
近藤史恵
出版社
祥伝社
発売日
2020-09-11
ISBN
9784396346621
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ジャンル

カナリヤは眠れない (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

無愛想で変人だが腕は確かな整体士・合田力。体の歪みだけでなく心の病も治して行く。買い物依存に陥った茜を狙う恐ろしい企みを雑誌記者・小松崎雄大と共に追い詰めるストーリーは面白くて一気読み。

2021/05/02

のぶ

「茨姫はたたかう」が整体師・合田力シリーズの第2作と知らずに読んだため、改めて本書を入手し読んだ。そんな訳だが、順番が前後しても関係なく面白かった。合田力は第1作でも偏屈な変わり者だった。この本にはいろいろ問題のある人物が登場する。買い物依存症の墨田茜はその典型だが、問題はあっても人間は憎めない。そんな彼女を救出するために、力を貸すことになる。印象は古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズで悩みを抱えながらシャールさんの所を訪れる客のように(出版は近藤さんが先だが)癒される姿で読後感は満足。

2021/01/26

ひさか

1999年7月祥伝社ノン・ポシェット刊。整体師ミステリー1作目。2020年9月新装版として祥伝社文庫化。整体師と彼を取り巻く人々の推理、サスペンスストーリー。買い物依存症とカード債務の話だと思いきや、隠された悪意に気づいてからは、驚くべき展開で、読後感は爽快です。新装版からは、解説がなくなっているのが残念。

2020/11/05

hirune

こんな腕のいい整体師さん現実にいるなら、首にヘルニア持ちの私としてはぜひにお近づきになりたい!しかし力先生 身体を触るだけで犯罪まで嗅ぎつけちゃうのはほぼ超能力なんでは?😅買い物依存症の茜が最初から危なっかしくてハラハラしましたが、最後自分で成長して歩み始めてくれて良かった、気分が明るくなって読了しました☆

2020/10/14

akiᵕ̈*

良くないと分かっていても中々抜け出せない依存症。そんな心の病いを抱えた主婦の茜は不眠による不調で合田接骨院を訪れる。整体師の合田は体に触れ、茜の心に巣食う闇に気づき助言をするも、茜は中々受け入れることが出来ない。体調不良は生活習慣の影響もあるけど、心とも密接に関係しているというのが合田の施術から見えてくる。茜のように常に何かに依存して、自分の心を押し殺していたのではいつまでたっても今の状況には気づけないだろう。和樹との出会い、展開は意外だったけど、夫との関係にも目が覚め自分の意思で行動できたのは良かった。

2022/12/15

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