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波濤の城 (祥伝社文庫)

波濤の城 (祥伝社文庫)

波濤の城 (祥伝社文庫)

作家
五十嵐貴久
出版社
祥伝社
発売日
2020-10-15
ISBN
9784396346737
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波濤の城 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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のり

ぼろ鳶も熱いが、現代の女消防士も熱いし諦める事を知らない。休暇で豪華客船の旅を満喫するはずだった「神谷夏美」と上司の「柳雅代」。船の進行方向を追うように接近する巨大台風。私的な要望で進路を変えさせた国会議員。要人であっても、多くの乗客をのせた船を我儘で変更出来るものなのか…会社の利益もふまえ独断専行する船長。トラブルが起きても聞く耳を持たないし、逃げ場のない船上で火災も発生。沈みかける客船で乗客を救う為に立ち向かう姿がカッコいい。

2021/04/18

坂城 弥生

自分が生きていくために助ける。そう言い切った夏美がとても眩しかった。雅代との信頼関係もすごく良かった。

2021/01/26

ネムコ

【再読】『ポセイドン・アドベンチャー』にインスパイアされたという本作。全編無駄なところのない見事な構成。トラブル発生からは息もつかせぬピンチまたピンチ。船オタクの木本、癌で余命幾ばくもない僧侶・長田、ヤクザの抗争で親友を殺すよう命じられた冬木、妻を苦しめることでしか愛情表現できない鳶職の敦司。訳アリの人達を連れて救命ポートのある9階を目指すのは女消防士の神谷夏美と柳雅代。絶体絶命の危機に際して顕れる人間の気高さと醜さがこの本の醍醐味だ。

2020/10/24

shincha

どんなに立派な功績を積んできた人でも、追い込まれた状況になると冷静な判断が出来なくなる。人は感情の動物だからこそ、自分の利己だけを考えて、感情に流されて判断してはいけない。山野辺の言動を見ていると、保身の為の願望だけのために判断をしていたような気がする。日頃から意識して生活をしないと、大変な事態を招くこともある。怒涛の展開を読み進めるのはそれなりの体力が必要。疲れていて癒されたい人は、今は読まない方が良いかも…ドキドキのエンタメを読む気力と体力のある方は、是非ご一読を!

2021/04/27

mayumi

前作は「タワーリング・インフェルノ」、今作は「ポセイドン・アドベンチャー」。どちらも大好きな映画で、本作も楽しめた。沈み始める豪華クルーズ船、迫り来る巨大台風、船内で発生する火災、対立する人間関係など、パニック要素てんこ盛り。そして乗り合わせている消防士・神谷夏実。正直、状況がわからなくて、この場面は挿絵が欲しい…と思うことも多々あったけれど、そこは勢いで読み切った。次作は新宿地下街火災らしいけど、映画の元ネタはないのだろうか。文庫化を待つ。

2020/12/20

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