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明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)

明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)

明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)

作家
川崎草志
出版社
祥伝社
発売日
2021-02-10
ISBN
9784396347086
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ジャンル

明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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ジンベエ親分

知らないうちに出ていたので慌てて買ってきた(^-^*) ほわほわした柔らかい雰囲気で運ばれる話の背景の「崖っぷち町役場」すなわち過疎自治体の生き残りを賭けた闘いがアツい。今作では敵側(隣の伊達町の副町長、ひいては国)の戦略が明らかにされるのだが、これ確かに「正解」なんだよねぇ。正解なんだけどつまんないよなぁ、と田舎の生活に愛着を持つ住民は思いながら読むのだ。さてこの話、どう決着をつけるつもりなのだろう? だって勝ち目なんてほとんどないよね? 作者もどう落として良いか分からんのでは? てわけで次作を待とう。

2021/02/21

coco夏ko10角

第3弾。四国の町役場でのお仕事小説。1巻2巻での人や出来事がからんできていい感じ。地域密着だわ。そして1億7500万円の補助金が出ることに!が今巻のメインだけど…難しい問題だ。一ツ木の言ってることも、葉山さん側の意見もわかるんだけど。少なくとも終盤で葉山さんが結衣に言ったことは「そうじゃない」って…結衣と一緒にそう思うよ。しかし作品としては4冊目どうなっていくんだろう。

2022/02/04

寒っ!!

葉山の主張からするとほとんどの人間が家畜のようになると思ってしまう。第一次産業は壊滅するのではないだろうか。

2022/05/08

りょう

四国の小さな村役場を舞台にした地域振興とは?を考える2巻目。国からの多額な補助金の使い道をめぐって議論が紛糾します。あの1億円をばらまいたふるさと補助金の二の舞?になるのか、という話。沢井さんのウエットな気持ちが受けるというのもわかるけど、葉山さんたちのいう効率的な居住の仕方も、そろそろ考えていかないと限界集落を存続させていくコストが膨らみ過ぎるだろうと思うのも事実。エンタメになってるけど、そう簡単に答えは出ない問題だわ。

2021/11/16

かえなつ 

四国のとある町役場が舞台のお話。空き家、医療格差、人工の流出、日本の各地域ににおいて、同様な事例が沢山あるのだろう。国からの補助金も使い方次第でその後のお荷物になることも‥。内容はそこまでシビアな感じではなく、読みやすいお話でしたが、そんな現実を考えてしまうお話でした。

2023/10/19

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