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事件でござるぞ、太郎冠者

事件でござるぞ、太郎冠者

事件でござるぞ、太郎冠者

作家
井上尚登
出版社
祥伝社
発売日
2012-05-15
ISBN
9784396633875
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事件でござるぞ、太郎冠者 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

狂言師の家に、押し掛けて住み込んでしまった夏十。彼女の目的が明らかになるのは、ラストの釣狐の章だけど、あまり共感の持てるキャラでは無かったのが残念。狂言の演目に合わせた事件の謎解きは中々面白かったし、笠太郎おじいちゃんがとても魅力的でした。

2016/02/21

nyanco

お初の作家さん、タイトルに惹かれて。狂言師が探偵に!という設定は初めてじゃないかな。探偵コンビの相棒・夏十は、見た目も設定も突飛で、読み始めは結構厳しかった。これは、ただ普通の内弟子とかお手伝いさんという設定(火サスの山村紅葉さんみたいなタイプ)のほうがしっくり来るのでは?と思っていたのですが、夏十が・内弟子になって峰村家に入り込もうとした理由が解ると、そうか!と思ったのですが、やっぱりちょっとキャラとしては突飛かな。その他のキャラは住み分けがハッキリしているのでサクサクと読みやすいだけに残念。続→

2012/06/16

面白かったぁ♪狂言の筋で謎解き、キャラもイイし、シリーズになったら嬉しいなぁ。

2014/11/09

むつぞー

狂言と謎解きの組み合わせもいい具合で、読みやすく面白かったです。 まず夏十の存在がインパクトあります。 どう見ても狂言に興味が有るわけでもなく、見た目も違和感ありまくりで、キャラクターとしてどうなんだ?と思う部分は確かにありましたが、何かあるのか?と、気になってページを捲る手を進めさせます。 そういった意味でやはり連作短編のスタイルとなっているのは、合っていると思いますね。 狂言に絡めた事件ですから、狂言のついて、演目の物語についてもしっかり説明されていますので、狂言に興味がなくても解りやすいと思います。

2012/06/26

はる

狂言師みの吉の家に押し掛け内弟子にやってきたのは、パンクメイクの夏十だった。 一話ごと、狂言の演目にひっかけて夏十が事件を解決する。また、落語、歌舞伎等々、このようなスタイルの短編集が増えて来ている中、事件でござるぞ、が凄いのは日常ミステリーじゃなく、本当に警察出動の殺人や窃盗事件を解決している所。 狂言については、劇場パンフレットよりも軽い内容程度。 主人公の夏十の性格は、筋が通らない事は嫌いと言ってるが、自分は嘘をつくし、礼儀もなく、不愉快だった。 みの吉一家や、保井刑事などのいい人キャラに、救わ

2012/08/31

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