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スノウ・エンジェル

スノウ・エンジェル

スノウ・エンジェル

作家
河合莞爾
出版社
祥伝社
発売日
2017-06-13
ISBN
9784396635206
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スノウ・エンジェル / 感想・レビュー

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nobby

すっかりドラッグ入門かつ撲滅キャンペーン本(笑)その快楽とか依存という感覚が全く身近でない自分は、あくまで余所事ながらも現実味帯びた描写は読みやすい。過去に最愛の部下を死に追いやられた絶望抱え復讐に燃える男の執念や葛藤など一気に惹き込まれるも、いかんせん展開とか黒幕など分かりやすく予測のまま迎えるラストは「やっぱりね…」位…今作だけだと謎めく人物の放置や曖昧な解決にもスッキリしない…それは『デビル・イン・ヘブン』前日譚の位置づけ故なんだけど、それなら少し上手く絡めて時系列順の刊行あればもっと楽しめた気が…

2021/06/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

デビル・イン・ヘブンの姉妹編?。近未来の薬問題。ここからカジノへとつながったみたいだけどマシューのことなんて覚えてない・・・どうなったっけ?。

2017/07/19

ゆみねこ

河合莞爾さん、初読み。恋人を殺され、私憤にかられ犯人グループ5人を殺害し世間との接触を絶っていた元刑事・神西。マトリの水月笙子の依頼で、スノウ・エンジェルという新型のドラッグ取り引きのおとり捜査を行うことに。麻薬の依存性、入口は煙草。教育の不足、処罰の軽さ。我が身や我が子たちに薬物の怖さはたたき込んできたけれど、この小説のように世界中に蔓延したら、それを権力が操っていたら、考えると恐ろしくなりますね。

2017/08/29

aquamarine

「スノウ・エンジェル」と呼ばれる合成ドラッグを市場に出回る前に根絶すべく、訳ありの元刑事が元上司から紹介されたマトリに頼まれて奔走するもの。麻薬が暴力団の資金源になっているのは知っていましたが、その額がどれほどのものかなど考えたことがなかったので、全てが明らかになったときなんだか納得してしまいました。正直ラストの展開は予想を超えてはこなかったので淡々と読めてしまいました。続きがあるのかなと思ったらそもそもこちらが前日譚だったのですね。是非前作も読んでどう繋がっていくのか確認してみたいと思います。

2017/11/04

ナミのママ

『デビル・イン・ヘブン』からさかのぼったストーリー。デビルは近未来の設定がはっきりしていて、割り切って楽しめたのですが、こちらは現代の延長のような感じ。警察小説と言っていいのでしょうか。終わりかたも、そのままデビルに続くのではなく、もう一作ありそうな感じ。何とも中途半端な感じでした。

2017/07/19

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