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デートクレンジング

デートクレンジング

デートクレンジング

作家
柚木麻子
出版社
祥伝社
発売日
2018-04-11
ISBN
9784396635411
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あらすじ

喫茶店で働く佐知子には、アイドルグループ「デートクレンジング」のマネージャーをする実花という親友がいる。ある事件がきっかけで十年間、全てを捧げてきたグループが解散に追い込まれ、実花は突然何かに追い立てられるように〈婚活〉を始める。初めて親友がさらけ出した脆さを前に、佐知子は大切なことを告げられずにいて……。自分らしく生きたいと願う全女性にエールを贈る書下ろし最新作!

「デートクレンジング」のおすすめレビュー

婚活、友情…。女を縛る呪いとは? アラサー女性のリアルを描いた柚木麻子最新作

『デートクレンジング』(柚木麻子著/祥伝社)

 就職・結婚・出産――人生にはいくつものステージがある。誰にとっても重要な分岐点だが、特に女性にとっては、ひときわ大きな変化や葛藤をもたらすのではないだろうか。

 ヒリヒリするような筆致でその葛藤を描き出したのが本書『デートクレンジング』(柚木麻子著/祥伝社)だ。女性の描き方に定評のある著者が切り込むのは35歳の女性のリアル。中心となるのは2人の対照的な女性だ。

 佐知子は既婚者。妊活のため仕事を辞め、夫の実家である古い喫茶店を手伝っている。いっぽう実花は独身。人気アイドルグループ“デートクレンジング”の美人マネージャーとして活躍する。

 佐知子にとって実花が特別な存在になったのは学生時代のある日のこと。昔アイドルを目指していたという実花が、あるアイドルのライブに佐知子を誘ったのだ。意外な誘いにとまどう佐知子だったが、ステージを前に熱狂する実花は誰よりもキラキラしていて、佐知子は眼を離せなくなった。「感情に従って何かに心行くまでのめりこむことが、理不尽な世の中に対抗する唯一の手段」――自らの輝きでそう教えて…

2018/5/6

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デートクレンジング / 感想・レビュー

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starbro

柚木麻子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。期待して読み始めたのですが、『デートクレンジング』というアイドルのグループ名の違和感からスタートし、不完全燃焼のまま終わった感じです。著者の作品としては、久しぶりのハズレ、小説自体がクレンジングされているようでした。

2018/05/19

ウッディ

ファンに媚びないアイドルグループ「デートクレンジング」のマネージャーでグループ解散と共に夢破れ、婚活を始める実花を見つめる妊活中の佐知子。2人の友情の行方は?大好きな友達はこうあって欲しいと思う姿と現実とのギャップ、実花の友達への対抗心など女性なら理解できるのかもしれない心の動きが男性の自分にはピンと来ませんでした。佐知子の周りは良い人ばかりで、それなりに幸せだと思うのに、実花への想いが強すぎて、少し引いてしまうかも。可愛くポップな装丁から想像していた内容とは異なるイメージで少し残念な一冊でした。

2019/02/17

風眠

立場が変わったり、年齢を重ねたり、求められる理想像みたいなものや、優先しなければならないものが変わる事は、確かにある。それは女の人だけじゃなく、男の人にもあるのだけれど、求められるものの多さは女の人のほうが、やっぱり多いと思う。どうしてだろう?って考えてみたら、昔から何の根拠もなく信じられてきた「母は強し」的な「母親は理屈抜きで犠牲になれるから素晴らしい」みたいな考え方が根底にあるからなのかな、と思い至った。そういう意識から社会全体が解放されない限りは、女の人に貼られるレッテルは無くならないって思った。

2018/06/08

kaz

ナイルパーチやバターを読んだ後だから、身構えてたけど、全然ドロドロじゃなかった。そこまでデートを否定せんでも…とは思うけど。柚木さんは、初期の頃からずっと女子同士の関係性を描いてこられてて、主人公の年齢設定が上がるに従って、また問題点も変わってくるのは、そりゃそうだ、って思いつつ。さっちゃんと実花よりさっちゃんとお義母さんの関係性がステキやった。柚木さんの本にしては珍しくまぁまぁ良い男もチラホラ。ドルオタかぁ。分からん。

2018/09/05

takaC

退屈でした。『BUTTER』で力を使い果たしてしまったのだろうか。期待してたのに落胆。

2018/09/03

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