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ひと

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作家
小野寺史宜
出版社
祥伝社
発売日
2018-04-11
ISBN
9784396635428
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「2019年本屋大賞」決定!! 大賞は瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 全ノミネート作の順位を発表!

 全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2019」の受賞作が決定した。

 16回目となる今回のノミネート作品10作の中から大賞に選ばれたのは、瀬尾まいこ氏の『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)!

■2019年本屋大賞受賞作 『そしてバトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)

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関連記事「今月のプラチナ本」

 翻訳小説部門では『カササギ殺人事件(上・下)』(アンソニー・ホロヴィッツ:著、山田 蘭:訳/東京創元社)が選ばれた。

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■気になるその他のノミネート作品は――

■2位 『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

■3位 『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

■4位 『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)

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■5位 『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)

■6位 『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

■7位 『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)

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■8位 『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)

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■9位 『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮…

2019/4/9

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気になる大賞はどの作品に!?「2019年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!

2019年1月22日(火)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2019年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。

 今年の「2019年本屋大賞」は全国の493書店、書店員623人の投票によりノミネート作品を選出。ノミネートされたのは以下の10作品だ。

■2019年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)

『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)▶【レビュー全文はこちら】

『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)▶【レビュー全文はこちら】

『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社)▶【作者インタビュー記事はこちら】

『フーガはユーガ』(伊坂幸太郎/実業之日本社)▶【レビュー全文はこちら】

『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

 気になる大賞発表は4月9日(火)。ノミネート作を読み…

2019/1/22

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ひと / 感想・レビュー

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starbro

2019年本屋大賞にノミネートされたので、読みました。ノミネート作7/10、小野寺 史宜、初読です。青春感涙作、今時、柏木 聖輔のような人間はいないと思いつつ一気読みしました。佳い作品だと思いますが、大賞を獲る程の勢いはないので、6~8位レベルではないでしょうか?続編もありそうなエンデイング、著者の他の作品も機会を見つけて読んでみたいと思います。

2019/01/26

ヲム

ひとはひとりじゃ生きていけない! まさにこの小説が教えてくれました。 ひとは揚げたてのコロッケの様に温かい!!

2019/05/16

zero1

この世は思ったより悪くない。人は誰かと関係を持ちつつ生きている。当たり前のことを孤独な青年を描くことによって表現した作品。主人公は父を失い東京の大学へ進学。しかし母も急死し大学を中退。あるきっかけから商店街のコロッケが売りの惣菜店でバイトすることに。店主や先輩、高校の同級生との関係を地味に描く。正直、文章が上手いわけでもないし盛り上がりがあって強く感動するわけではない。それでもこの作品が強く支持されるのは不遇の主人公に共感するから。19年本屋大賞2位は【支える、支えられる】ドラマによるもの。読んで損なし。

2020/04/01

ウッディ

父そして母を立て続けに失い天涯孤独になった柏木聖輔。大学を辞め、途方に暮れる中、一つのコロッケがきっかけで、商店街の惣菜店で働き始めた聖輔は、周囲の温かい人達に助けてもらいながら、自分の歩むべき道を見つける。聖輔の正直で優しい人柄が、独特のリズムで綴られいてとても心地良い読書でした。自分の境遇に甘える事なく、自分の足で前に進み、他人の事を思いやれる彼の優しさを分かってくれる人がいるのは、世の中捨てたもんじゃない。青葉との恋の始まりを予感させるラストも爽やかで、さすが本屋大賞第2位。とっても面白かったです。

2019/08/04

ホッケうるふ

天涯孤独の大海に投げ出され慎重に泳ぎ進む主人公の周囲に浮かび上がる善意。その善意は東京や近郊の市井の人々らしい独特な距離感で主人公にもたらされるがそれは彼の姿に両親の人となりが重なって見えるからなのだろう。失った両親の残像を辿る彼の佇まいが静かなる方向性を誠実にかたち作ってゆく。その意志を同世代や周囲の人も共有する。余白頁の中に見事な効果を生み出したラスト一行の段組み調整には拍手したい。そして砂町銀座は自分が社会人デビューした頃の勤務先のすぐ近く。あの辺りの人々のある種上品な気さくさを懐かしく思い出した。

2020/04/04

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