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道化師の退場

道化師の退場

道化師の退場

作家
太田忠司
出版社
祥伝社
発売日
2019-07-11
ISBN
9784396635701
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道化師の退場 / 感想・レビュー

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あも

合わない人はとことん合わなそう。ビル清掃の傍らにピエロの芸を行う青年が、殺人罪に問われ留置所で自殺した母の無実を証明するため余命半年の名探偵に依頼し、自ら調査を担当する…王道ミステリっぽいから平気でしょ?いやいや、違います。なぜなら主人公の青年が完全にサイコパス。殺人衝動はないが、共感能力の欠落、情動がぶれない、人の懐に入り込むのは上手いというリアルタイプ。彼の無機質な言動のリアルさにぞわぞわしながらも読みやすい文体とするする解ける謎に一気読み。そしてまさかのエピローグ。これも合わない人はとこと(以下略)

2019/08/26

さっこ

母が殺人の容疑をかけられたまま自死し、真犯人を探すため俳優で素人探偵としても名高い桜崎に事件の依頼に訪れる櫻登。櫻登は少し変わった青年で空気を読むことが出来ない、というか空気を読まない、素直といえば素直。物語は読みやすくさくっと進みます。父親や母の過去などを探りながら事件の真相に近づくのですが、複雑に絡み合っている割に事件自体にあまり驚きはなかったです。ただ最後…「えっ?どういうこと?」としばらく考えましたが、確かに衝撃といえば衝撃で…そういうオチなのかぁと…。

2019/10/03

ハスゴン

いわゆる回想ミステリーですが、得意だったクリスティには及ばないですが、やはりこの系列のミステリーは面白いですね。全て解決してしまっている事実をどう覆すかが楽しみですが、今回も久しぶりの作者でしたが良かったです。

2019/10/29

miya_feel

独特で特殊な読後感である。永山櫻登(ハルト)という壊れかかった青年がホスピスで暮らす名優であり素人探偵で余命少ない老人桜崎真吾のもとにある事件の解明を依頼する。こうなると櫻登が集めてくる情報を元に車椅子の桜崎が謎解きをする安楽椅子探偵モノと期待するが、その後は櫻登の情報収集に主眼が置かれ桜崎の出番は少なめで推移する。そして作者の狙いと思われる櫻登の無機質さと登場人物全員誰にも感情移入できない状況に支配されていくのだ。後半から徐々に明かされていく真相に驚愕する間もなく、ラストに向かっていく畳み掛け方に絶句。

2019/09/04

まいごん

登場人物の関係性が少し複雑で、相関図を書きたい(^^;って感じだったが、終盤にかかる前までは推理も面白く一気に読めた。最後はちょっと。。ぼんやりし過ぎてしまった印象。個人的にはもっと歯切れよくスパっと終わって欲しかった。

2019/08/24

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