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ハジの多い人生

ハジの多い人生

ハジの多い人生

作家
岡田育
にほへ
出版社
新書館
発売日
2014-04-25
ISBN
9784403220777
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ハジの多い人生 / 感想・レビュー

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Koichiro Minematsu

ハジっこの人生。生き方は自分が苦しくないなら自由で良い。決めつけられる理由はないが、どうも中心にいると思っている人が勘違いしているんじゃないかと感じることは多々ある。著者の視点や感じ方が良く分かった。様々な感情が表出して気持ちよい読後感です。

2020/09/13

Y

私がツイッターを始めた頃から人気者だった岡田育さん。どんな人なのかよくわからないまま、ツイッターをフォローしたらとってもおもしろくて、どんな人生を生きたらこんなに面白い人ができあがるのだろうかと思っていた。人生と題名にあるけれど、人生全体を網羅したものではなく、岡田さんの考え方がよくわかるエピソードが中心だ。こういう本って読む者の共感に訴えるような、あるあるネタに帰着しがちだけど、岡田さんは自分というたった一つの個に明晰な考察力で迫っていた。自分の頭で考えるというのは、こういうことなのかもしれない。

2014/06/27

ケー

続けざまの岡田育さん、「ハジ」がカタカナで表記されているのがミソ。果たしてなぜカタカナなのか?そしてこの人の文章がとても好み。端正で整っていながらもどこか漂うひねくれ感というか、物事を斜に構えて見ているような。でもその目線こそが岡田さんの魅力なんだと思う。

2018/03/22

面白かったです。“ハジ”は端っこという意味。「普通」なんて無いので皆さん距離の違いはあれど端っこに居るはずで勿論わたしも…と、岡田さんの文章にしみじみ頷きました。端っこからのほうがよく見える事もある。色々な所にも移動しやすい。たぶん。「普通」の定義が狭い人間は、「世界」の定義が狭い。世界は広いほうがなにかと面白いです。ふふふと読んでいると、第五章ラストの文章にゾクッとしました。約10年前か。あれから随分と、世界はきな臭くなりました。

2022/12/30

コタツ

WEBで見かけたエッセイが面白かったので手に取りました。…なんだろう、不思議なバランスとスピード感。読んでいて「それはどうなんだ…」「ちょっと盛りすぎ…」という印象がちらつくのですけど。めちゃくちゃ納得したり、凄いと感じたりも。で、結局一気に読んでしまえた。なんだこりゃ、整理がつかない。どことなく混乱する読後。ちょっともう一回読んだほうがいいのかもしれない。…帯の「疑問符7割、共感2割、賛嘆1割」。めっちゃ嵌ってるわ、ほんと。

2014/07/05

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