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天使の定理 (ディアプラス文庫)

天使の定理 (ディアプラス文庫)

天使の定理 (ディアプラス文庫)

作家
沙野 風結子
笠井あゆみ
出版社
新書館
発売日
2021-03-10
ISBN
9784403525278
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天使の定理 (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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辺辺

スピン。余計なことはぐたぐた言いたくない。とにかく今回も沙野さんらしい素晴らしいシリアスなお話だったわ。宝物は中身さえあればいい!良いセリフだな。てか、後書きで明かされたいつもの悪趣味、感じたくない攻のお尻を狙ってるってのに、大爆笑。コメディチックな設定でも、特殊設定でもとにかく物語を作り上げるのに、心理描写が凄く上手いことに定評のある、しかも殆どハズレのない沙野さん。甘さゼロの「生死の一線」をよくぞ最高の形に纏めましたね。改めて大好き♡本編は極めてドライなのに対してSSがトロ甘くてもう好みどストライク♡

2021/06/19

さとみん

ヒトデナシを自覚して常に演技している式見と、自身をがんじがらめにして過去の記憶に閉じこもっていた弦宇の出逢い。式見にとっては興味深い観察対象、弦宇にとっては「雑音」。この2人が主演する愛憎劇を撮る村主監督の手法は式見にとって地獄の現場になる。その映画の脚本を書いた園井と式見のマネージャーである瀬戸。必ずしも恋愛ではない彼らの感情のベクトルが絡まって一本の映画を作る過程にゾクゾクした。「魔法を使いやがる」にあの人たちの距離も掴めて全てが腑に落ちた。前作の兄弟の安定した様子も見れたし、このシリーズ好きだ。

2021/03/13

なみ

やはり式見は凄かった……裏テーマ含めなんていうか、沙野さんのこういう感じ、好きです!!(そんな感じ)

2021/03/11

辺辺

次作の主人公がここで間違いを犯したっていうのをぼんやり覚えてるけど、それ以外、全く新しい気持ちで再読。なるほどな、雑音は心臓の音だったのですね。ってことは攻が初めて受に出合った時には既に無意識に恋に落ちていたってことね。思い人変わるの描き方が心情的にも論理的にも納得の出来。素晴らしい!そして、いつもの悪趣味、今回は攻の感じたくないお尻を狙ってるとか大爆笑よ。本編はめっちゃシリアスなのにね。さて、マネージャーが何をしでかしたのを確認したから、次へGO。

2023/08/08

tanya

スピン元既読。式見が演技じゃ無く素で演じるのは私的に楽しそう。足掻く姿が面白いけど、弦宇が殺せないのは違った意味で又楽しい。どう展開するのか期待し、2人が納得した繋がりにもっていくのは流石です。園井と瀬戸のドロドロがいいスパイス。一気読み。

2021/03/14

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