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月は夜しか昇らない (ディアプラス文庫)

月は夜しか昇らない (ディアプラス文庫)

月は夜しか昇らない (ディアプラス文庫)

作家
砂原糖子
草間さかえ
出版社
新書館
発売日
2022-06-10
ISBN
9784403525513
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月は夜しか昇らない (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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きょん

容疑者の私生活まで監視される事が合法化された近未来が舞台。監視係警察官×監視対象弁護士。他人に対する興味がない筈の攻めが受だけは気になってしまうとか、同僚への失恋から間もなく攻を好きになってしまう事に戸惑う受とか、激情家ではない二人の雰囲気と、水槽に泳ぐ観賞魚の背景がぴったり。事件関係者と警察官なんて未来はないんじゃないかとハラハラしながら読んだ。

2022/11/20

妖才アイランド

砂原先生原作、草間先生イラストのこの本は何も考えずに購入してしまいましたが間違いなかったですね。近未来、ミリ単位のカメラで色々な犯罪の容疑がかかった人物の私生活が監視されるという設定にはドキリ。監視する側と対象者の二人が現実に接点を持ってしまい、それが恋に発展してしまう?任務は?今後どうなるの?とハラハラが収まらず一気に読んでしまう程、物語に入り込めました。主人公二人のキャラは私はかなり好きなタイプで玖月さんが戸明さんに惹かれたのは凄く分かります。何かと不安要素多めでしたがハッピーエンドでなによりでした。

2022/06/15

糖度高求@おつかれ中

積んでた本一冊減る。タイトルから勝手に夏目漱石的ななんだかおっとりしたお話だと思いこんでたのに、読み始めてみたらちょっとした近未来。重犯罪容疑者の自宅を監視しての捜査が極秘裏にOKになってるというなんだかちょっときな臭い世界の話。会うことのないはずの捜査官と捜査対象者が街でうっかり出会って…?のお話。 淡々、あっさりしてると思ってた責めが気づけばまぁねちっこいこと。

2023/01/01

monblan

薬物所持被疑者の監視任務についている主人公。監視対象者の検挙率が99.9%にもかかわらず、なかなか証拠があがらない十六番。 そんな中、画面越しの存在でしかなかった十六番と偶然遭遇。 本来なら監視対象との直接接触はNG。しかし、あることが気になり声を掛けてしまいます。 もう二度と会わない予定でしたが、すでに動き出した運命は誰にも止められません。 はたして十六番は白か黒か… これは穏やかでない展開になりそうだなと、ハラハラしながら読んでいましたが、最後はちゃんとハッピーエンドです。

2022/07/05

きなこチロル

冬の夜がしんしんと更けていくような淡々としたラブストーリー。でもぐいぐいと読ませます。冬に読みたい作品だなと思ったら、雑誌の掲載時期が冬だったんだね。薬物関係で被疑者として、秘密裏に監視されている戸明依史と監視業務についている警察官の玖月論。いつバレてしまうのか、事件はどうなるのかドキドキしながら読みました。草間さかえ先生のイラストもぴったりでよかった。

2022/06/13

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