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人物で読み解く世界史

人物で読み解く世界史

人物で読み解く世界史

作家
佐藤優
出版社
新星出版社
発売日
2020-11-10
ISBN
9784405108110
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人物で読み解く世界史 / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

重要事項はゴシ太。脚注に、推薦図書もあるため、その中から読みたいものもメモっておくといい。プラトンは、正義が人間を幸福にするものである(39頁)。ベーコンは、能力の進歩はイドラ(偏見)をなくすことによって実現(91頁)。パスカルは、近代市民社会の思想基盤を築いたパイオニアに1人(95頁)。スピノザは、感情制御できないことが屈従の原因であり、理性によって初めて屈従から解放、自由になる(97頁)。ディドロは、理性的な思考を説き、自由と平等の精神の尊さを主張(99頁)。

2021/09/08

愛玉子

電子書籍で98円だったので、暇なときにながめようかと購入。世界史で習った名前が出てきて面白いですが、途中から「もっと深く知りたい人のための推薦図書」があまりに杜撰なことに気づいてしまう。ハンニバルの推薦図書がトマス・ハリスの『ハンニバル』って、ちょ、それはレクター博士!お料理上手な精神科医の方!司馬遷は『『坂の上の雲』と司馬史観』いやそれ司馬遷じゃなくて司馬遼太郎やんけ!ちゃんと監修してないのか、それともあえての遊び心なのか(んなわけない)。ニジンスキーは『牧神の午後』山岸涼子、これは評価する(上から)。

2023/01/15

りらこ

古今東西の365人。そんなに?と思いつつ読み進めるとそんなことはなく、簡潔にまとめられている文章に浸りながら次は誰が出てくるのか?とワクワクしてしまう。 更にもっと深く知りたい人のための推薦図書も1人ずつに対し何冊も載っていて、そちらにも手を伸ばしたくなる。なかには、アイザック・アシモフの本なども紹介されていて(『フランクリンと凧』)、知の巨人から知の巨人を紹介されたような心持ちがする。 自分が知らないことのあまりの多さに恥ずかしくもなる。

2020/12/07

テツ

佐藤優さん好きなんですよね。彼が紹介する人類の歴史に名を残す古今東西の365人。当然だけれど人の歴史は人によって創られたんだということ。表紙にもあるようにそうした足跡を知ることは、自分自身が生きていく上での武器となる。人は古い世界に生まれ落ち、生きていく過程で否応なく人と絡み合い反応し合い、新しい世界を構築していく。平々凡々なぼくたちはこんな凄まじい人たちとは創り出せるモノは違うけれど、それでも生きるということは何かを創り出すということなんだろうなとぼんやりと思う。

2021/01/15

ゆりきち

なんとなく知るきっかけで読むには良さそう 深く知りたければおすすめの本が書いてあるのが良き

2021/07/01

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