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永田町 小町バトル

永田町 小町バトル

永田町 小町バトル

作家
西條奈加
出版社
実業之日本社
発売日
2019-01-31
ISBN
9784408537375
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永田町 小町バトル / 感想・レビュー

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いつでも母さん

帯の文字に確かにそんな方もいるだろうなと。これは国会議員の1、2回生に読ませたい。いや、全ての議員にもだ。無理、現実味に欠けると言う政党の皆さん、この国は50年後にありますか?他国に売り渡していたりして・・それも仕方ない時代が来るのかもね。資本主義の行きついた先が今のこの国なのだろう。自由なのだから!全てが二極化されてそのツケはこれからの子供に背負わせるのか?国会内のあれこれ政党政治・・国会中継すら言葉尻を突き野次のるつぼ(それすら演出?)もっと分かり易くにならないの?良い法案には与野党関係はないはずだ。

2019/02/28

ナイスネイチャ

図書館本。元キャバ嬢が国会議員になり、子育て支援、特にシングルマザーに対しての法案化を目指すお話。実際現実に起こっている問題を著者が提議した感じでした。現実には今の議員には望めないと感じたのも事実。

2019/03/08

初美マリン

働きながら子育てする母の大変さ、国会での数の法則を思い知らされた。

2019/05/22

みかん🍊

バツイチ子持ちのキャバ嬢が国会議員にというとかなりおちゃらけてそうだが結構硬派だった、子供のために夜間保育所のNPOを立ち上げたり、子供の貧困や保育所の待機児童問題、男女の賃金格差と山積みの問題に早急に解決を促すべく立ち上がる、今は夫の収入だけで食べていける世帯も夫のリストラや離婚で一気に貧困生活を余儀なくさせられる、保育所に入れず妊娠時から保活しても見つからず仕事を辞めるざる得ない、決して他人事ではない、そして未だに根強い母性神話、子供を育てにくい日本という国について考えさせられる1冊だった。

2019/03/28

Kei.ma

美貌のキャバ嬢、強い眼差し。困窮家庭を何とかしたいとの発心で総選挙に出馬し当選。こんな離れ業を成したのは、主人公芹沢小町。しかし、本書は単なる立身出世物語ではないようだ。むしろ、離婚、貧困、出生率等の喫緊の課題をテーマとした社会派作品である。だから、とても有益なのだ。もちろん落涙あり爆笑あり。それにしても、孫子の兵法真っ青のライバルを利用したレバレッジ技にはニンマリとさせられてしまった。恥ずかしい記憶が。この作者さん、えっ、西加奈子さんが時代小説?と最初の一冊は勘違いの産物だったことを。

2021/04/07

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