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硝子の塔の殺人

硝子の塔の殺人

硝子の塔の殺人

作家
知念実希人
出版社
実業之日本社
発売日
2021-07-30
ISBN
9784408537870
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「硝子の塔の殺人」のおすすめレビュー

【本屋大賞2022ノミネート】ミステリを愛する富豪によって「硝子の塔」に集められた人々が惨劇に巻き込まれる――本格ミステリ愛爆発の大作!

本屋大賞2022ノミネート! 『祈りのカルテ』『仮面病棟』など、現役医師としての知見をもとに、医学知識を取り入れたミステリを執筆してきた知念実希人さんの、本格ミステリ愛爆発の超大作。 《以下の記事は(2021年7月30日)の再配信記事です。掲載している情報は2021年7月時点のものとなります》

『硝子の塔の殺人』(知念実希人/実業之日本社)

 現役医師としての知見をもとに、医学知識を取り入れたミステリを執筆してきた知念実希人さん。研修医を主人公にした『祈りのカルテ』、病院籠城サスペンス『仮面病棟』、恋愛とミステリを融合させた『崩れる脳を抱きしめて』、ファンタジー要素を取り入れた『ムゲンのi』など、“医療ミステリ”を軸にしながらも多岐にわたる作品で読者を魅了している。

 だが、そもそもデビューのきっかけは、ミステリの大家・島田荘司さんが選者を務める本格ミステリ文学賞を受賞したこと。過去のインタビューによれば、知念さんの中学~高校時代は新本格ミステリの絶頂期だったそうで、浴びるように作品を読んできたという。さらにデビュー後には、不可能犯罪に挑む「天久鷹央」…

2022/1/22

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奇妙な館、密室殺人、読者への挑戦状──。知念実希人の本格ミステリ愛爆発、エッジの効いた超大作が誕生!

『硝子の塔の殺人』(知念実希人/実業之日本社)

 現役医師としての知見をもとに、医学知識を取り入れたミステリを執筆してきた知念実希人さん。研修医を主人公にした『祈りのカルテ』、病院籠城サスペンス『仮面病棟』、恋愛とミステリを融合させた『崩れる脳を抱きしめて』、ファンタジー要素を取り入れた『ムゲンのi』など、“医療ミステリ”を軸にしながらも多岐にわたる作品で読者を魅了している。

 だが、そもそもデビューのきっかけは、ミステリの大家・島田荘司さんが選者を務める本格ミステリ文学賞を受賞したこと。過去のインタビューによれば、知念さんの中学~高校時代は新本格ミステリの絶頂期だったそうで、浴びるように作品を読んできたという。さらにデビュー後には、不可能犯罪に挑む「天久鷹央」シリーズを執筆。キャラクターものの皮をかぶってはいるが、不可思議な謎を論理的に解決するという点では、れっきとした本格ミステリと言えるだろう。そう、知念さんは“医療ミステリの旗手”であると同時に、“本格ミステリの継承者”でもあるのだ。

 そんな知念さんの本格ミステリ愛が大爆発したのが、新作『硝子の…

2021/7/30

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硝子の塔の殺人 / 感想・レビュー

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W-G

そうそうたる作家陣が仰々しい賛辞で固めた帯に魅せられ衝動買い。島田御大はそろそろ出たがりな性分を抑制しないと、晩節を汚すことになりはしないかと心配してしまうほど大袈裟なエール。内容の方は至ってオーソドックスな"新"本格。ミステリマニアが本当に奇怪な殺人事件に遭遇したら?というマニアならではの憧憬を下敷きにした世界観。犯人像も特に最近は多用されていて新鮮味はないが、上手い作家さんなので、中弛みがなく一気読み出来る。一点、最初の読者への挑戦状のタイミングは、館の仕掛けの明確な手掛かりの提示がなく疑問。

2021/08/10

starbro

知念 実希人は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、著者作家デビュー10年&実業之日本社創業125年記念作品、古今東西の本格ミステリ(特に綾辻行人『館シリーズ』)のオマージュ、名探偵VS名犯人でした。ミステリとしては面白いし、年末のミステリ賞や次の本屋大賞にノミネートされるとは思いますが、ミステリはこれで良いのでしょうか? https://bbb.bunkanews.jp/article/2293/

2021/09/08

麦ちゃんの下僕

これは、今年の各種ミステリーランキングを複数制覇すること間違いなし!帯に並ぶ“ミステリーの巨匠”達の絶賛コメントに、全く嘘偽りはありません(笑)…中でも僕は、有栖川有栖さんの「まるで本格ミステリのテーマパーク」という表現が、実に的を射ているなぁ~と思いました♪︎ 特にラスト90ページ程の展開は、割と早い段階で予想していたことが概ね的中したこともあり、ニヤニヤワクワクしっぱなし!(笑) 島田荘司さん&綾辻行人さんに始まる「新本格ミステリ」の歴史を総括する集大成的“傑作”…本格ミステリーファンなら必読です!

2021/08/08

青乃108号

これは凄い。綾辻行人をも凌ぐ勢いの傑作。雪中の【硝子の棟】に招待された面々。殺人。【兇人邸】では建物の構造のあまりの複雑さに何度も迷子状態に陥った方向音痴の俺には、この【硝子の棟】の建物構造はシンプルで優しい。ストーリーも何だか古くさい感じで、まあこんな感じかと高を括っていたら突然、突き放され放り出され訳がわからない状況に。その後明かされる驚きの物語上の構造。そしてクライマックス、対峙する【名探偵】と【名犯人】結末はいかに。ラストは風が吹き抜けて爽やかなエンディング。スタンディングオベーションを送りたい。

2022/03/02

たか

長野県北アルプス南部の蝶ヶ岳中腹に建つ硝子館に招待された7人のゲストと主、執事、メイドが惨劇に襲われる。生命科学で名声と財を成した大富豪でミステリマニアの主が毒殺され、火事、13年前の事件と謎が広がる。名探偵の碧月夜と医師の一条遊馬が謎に迫る。 本格ミステリの古典から新本格の作品が随所に使われミステリファンには嬉しい。前半の倒叙から本格、新本格と様子を変え後半迄は既視感と違和感に囚われるがこれは全てが終盤への伏線だった。 ミステリのあらゆる技法を散りばめた、どんでん返し新本格ミステリ。 ★★★★✩ 4.0

2021/11/22

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