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死体の汁を啜れ

死体の汁を啜れ

死体の汁を啜れ

作家
白井智之
出版社
実業之日本社
発売日
2021-08-30
ISBN
9784408537917
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死体の汁を啜れ / 感想・レビュー

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starbro

白井 智之は、新作中心に読んでいる作家です。タイトル通り、猟奇的殺人事件のオンパレードの連作短編集、ミステリ作家と占い師のJKバディものでした。 オススメは、『豚の顔をした死体』&『死体の中の死体』です。 殺人事件が頻発する牟黒市には絶対住みたくありません(笑) https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53791-7

2021/10/24

みっちゃん

人前で読むのが憚られるこのタイトル。中身もまた。現実世界でこんな事件、起きたら困る、あり得ない!的なグロ、グロ、またグロの死体の山。そしてそのトリックもまた屁理屈スレスレだけど、しっかり本格、なのは今作も健在なり。最終話はとうとう「生きてる死体」被害者は何と⁉️からの、こんな話なのにちょっとしんみり、切なくなってしまう幕引き、なのであった。

2021/12/05

モルク

小さな港町牟黒市で次々と起こる殺人事件を追う連作短編集。豚の顔が被せられた死体、食べ物10㎏を入れられ胃袋が弾けた死体、屋上での水死、死体の中から別の死体…と、これでもかというぐらいグロく、さすがの白井ワールドが展開する。それにしても、いつも題名のインパクトがありすぎる!今、何読んでる?と言われても、白井作品の場合は即答できない!

2022/08/08

cinos

豚の頭をかぶった死体、頭と手足を切断された死体、死体の腹の中の死体など、いろんなバリエーションの死体があってヤクザ、ヤクザと癒着する刑事、女子高生と一緒に探偵小説家が快刀乱麻事件を解決します。それほどぐちゃぐちゃでなくて連作短編集として楽しめました。

2021/09/06

keroppi

牟黒市を舞台とした殺人事件の数々。グロくて奇妙な死体ばかりなのだが、白井さんの本を読み続けているせいか、そんなにグロく感じない。とてもロジカルに解き明かしてくれるが、トリックありきって感じるところもある。作家、ヤクザ、刑事、少女、等々、牟黒市の胡散臭い人物たちが入り乱れての騒動だが、ラストはなかなかいい。主人公の作家・青山の作品「馬の耳に可燃物」「窮鼠寝転がる」「罪を煮込んで人を煮込まず」…と言ったタイトルに笑いが込み上げる。これらの作品、白井さん書いてくれないかなぁ。

2021/10/13

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