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国萌ゆる 小説 原敬

国萌ゆる 小説 原敬

国萌ゆる 小説 原敬

作家
平谷美樹
出版社
実業之日本社
発売日
2021-10-07
ISBN
9784408537955
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国萌ゆる 小説 原敬 / 感想・レビュー

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seki

平民宰相 原敬の自伝風小説。教科書では、ほんの少ししか触れられず、しかも、初の平民出身の首相として、期待されながら、完全普通選挙を成し遂げられなかった人物として、どちらかというとネガティブな取り上げられ方だったように思う。しかし、原は言う。もし、教育も十分でない時代に、金のない有権者が多くいたら、票を金で買うことがまかり通ってしまうのではないか。まずは、国民に十分な教育が必要ではないかと。原は武家の出身ながら、あえて平民となり、私ではなく、公に生きた。東北出身の偉人には、こういった名士が多いように思う。

2021/10/31

ひさか

2021年10月実業之日本社刊。書き下ろし。でんでら国、大一揆なんかが面白かったので読んでみたが、史実に重きを置いたせいか、あまり楽しめなかった。残念。

2022/02/26

Book Lover Mr.Garakuta

【速読】【図書館本】:高速マルメ読み。こういう本をどしどし読みたい。物語を通して歴史や人間性を養う事が出来るのが良いですね。

2022/04/09

teddy11015544

実家の菩提寺が盛岡の大慈寺で、本堂には原敬の肖像画があり、寺の一番手前にはその墓があった。そんなわけで、郷土の首相、政党政治、平民宰相などのキーワードとともに子供の頃から慣れ親しんでいた名前でしたが、その一生を俯瞰的に知ることはありませんでしたので、とても面白く読みました。家族の記憶とともに大慈寺と原敬がシンクロしています。それにしても大慈寺の本堂は冬には猛烈に寒いんだよね。

2021/11/10

chuji

久喜市立中央図書館の本。2021年10月初版。書き下ろし。平谷さんの著作三作目の読了。「柳は萌ゆる」では楢山佐渡を描き、「大一揆」では三閉伊一揆を描く。本著作も舞台は盛岡藩でしたが、色々盛り過ぎの感あり。平谷さんは岩手県出身在住の方でした。

2022/07/02

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