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アンダードッグ (実業之日本社文庫)

アンダードッグ (実業之日本社文庫)

アンダードッグ (実業之日本社文庫)

作家
海野碧
出版社
実業之日本社
発売日
2012-04-05
ISBN
9784408550718
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アンダードッグ (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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りゅう☆

タイを訪れた時に現地仲間川上が転落死した。あれから17年。女が原因で刑事を退職し離婚。その女も亡くなり、軽食喫茶をしながら細々と生きる井出が春雄と再会。そして仲間と集まった日に春雄が飛び降り自殺。川上の死に疑問を感じた井出はタイへ。いきなり違う世界に入り、そこに至るまでの過程が述べられる。結構好きな展開。命の危険にあったり、突然列車の旅に出たり、銃撃戦に巻き込まれたり。元刑事としての勘は衰えてなく真相へと辿り着く。何事にも無気力だった井出が帰国後は大切な人をいつまでも待つための一歩を踏み出した。良き良き。

2021/10/07

2Tone

タイのバンコクで17年前に、バックパッカー同然の過去から、日本で偶然再会したことから物語は始まる。その当時は、いろいろと違法的なこともあって、自殺?した奴のしのぶ会を!淡々と進む物語に、警察沙汰の事件、過去の真相に、タイに訪れるリョウさん。 ミステリー的なところもあるが、作者も行ったこともあって、変にリアリティーもありました。春雄の秘書レジーナも、いい意味でも悪い意味でも輝いてますが、本当は何者と言うのも興味を持ちます。

2018/07/27

YH

再読。例によって覚えていない。にもかかわらず、展開が読めてしまう。たかだか17年前に僅かな期間一緒に遊んでいただけなのに運命が狂った川上と裾花がちょっと気の毒。

2019/06/29

bieo

海野碧さん初読み。再会したリョウさんと川上さんの別れ際…泣けたな(涙は出ないけど)…。そして別れた後の転調…ワクワク読めました(それまでは単調で、いつそれっぽい流れになるのか気を揉んでいたのだけど)。 謎めいたレジーナさんとのランデブーが妬けました。

2015/05/19

めぐめぐ

★★★☆☆

2016/05/17

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