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紫の女 (実業之日本社文庫)

紫の女 (実業之日本社文庫)

紫の女 (実業之日本社文庫)

作家
花房観音
出版社
実業之日本社
発売日
2018-12-06
ISBN
9784408554525
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紫の女 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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ケイ

肌が合わないな、この作家さんは。文字のつなげ方が間違ってないだろうか、いらない修飾語が多いだろう、と突っ込みながら。不倫した相手の子供を相手に言わず1人育てることに対して『潔い』。その潔い女は、夜に子供を母に任せ男と簡単に寝る。ほかの女たちも、すぐに裸になるのに、きまって「恥ずかしい」。バターンだな。官能が即席になるとつまらない。手をかけて育てた野菜や、時間をかけて煮込んだ料理は、手早く空腹を満たすものに比べようもないだろう。

2019/10/05

じいじ@只今、リハビリ中

古典の名著『源氏物語』を土台にして、花房観音が紡ぐ官能度120%の現代絵巻、キーワードは「三角関係」。物語の主軸は、花房さん解釈による、光源氏の倫理観を飛び越えた奔放な恋愛遍歴で、可笑しくてオモシロイ。京女の京都弁には、またしても弄ばれてしまいました。26冊目の花房作品ですが、エロさにおいてはこれがベスト1かもしれません。花房観音の真価を発揮した一冊、花房ファンには必読の本でしょう。

2018/12/21

aquamarine

源氏物語が好きだ。光る君に憧れていたわけではなかったと気付いたのは、実は年を重ねてからだったが。彼は好き勝手をしているようで、結局何一つ思い通りにならなかったのかもしれない。ただ待つだけの時代でも女は強いのだ。で、この花房作品である。時代を移した現代で、佳人薄命と言われる夕顔も、初心だと思われた女三宮も、花房作品ではもちろん男の幻想の中の姿のままでいるわけがない。男性目線で書かれているためか、女を下に見ている男たちがなんとも小さく可愛らしく見えてくる。殊に男の妄想とファンタジーをバッサリ斬る最終章は圧巻。

2019/08/17

misa*

「源氏物語」を現代風に描いた作品。花房さんの本は何冊か読んだけれど、欲望を貪るように描く様が凄まじく力強い。そして、女性の腹の底から滲み出る嫉妬や怒り、悲しみがまたリアルだった。しかしまぁ、官能小説なんだろうけど男性目線ばかりだったのがなぁ…。最後の「光る君」は笑えたけど。人の欲望とは、男女問わずえげつないものだなぁと。

2019/04/23

まさきち

【読メエロ部】源氏物語を題材に描かれたエロ小説。この中で感じたのは男は情けなく、そして女は芯が強いということ。そして花房さんは血管が浮き出るほどの色白で下の毛を手入れしていない人が好きということか。さらにことの初めの攻め方もいささかパターンかしており、ここにも好みが出ているのかとほくそ笑みながら読み終えた一冊でした。

2019/04/27

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