モップの精は深夜に現れる (実業之日本社文庫)
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モップの精は深夜に現れる (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
まさのすけ
お掃除ミステリ連作短編集第二弾。再読。 初めて読んだのは、2007年。もう内容忘れてて、初読のように楽しく読めました。 最後の「きみに会いたいと思うこと」が特に良いですね。 このまま続けて第三弾を読みます。
2022/09/28
ひかり
今回の犯人?達はちょっと懲らしめてやろうと言う気持ちが最悪の結果を生んだり、自分勝手に行動する人達ばかりで読んでいて嫌な気持ちになった。特にオーバーザレインボウのあの人。けどそこに生きる教訓がある気がする。ストーリーは全作に引き続き面白かった🎀仕事も家事も介護もうまく両立するキリコは素敵✨解説の『15年前に書かれた本だけどそうは感じさせない 今も変わらずセクハラ パワハラの問題がある』と言うような言葉に考えさせられた。
2019/03/08
水無月
シリーズ第二弾。今回もサクサクッと読了。最後の章で大介とキリコの関係がどうなるのか心配に💦まだまだ続きが楽しみな作品である
2023/03/22
マッピー
最初の話『悪い芽』も読後感がよろしくはなかった。しかし『鍵のない扉』と『オーバー・ザ・レインボウ』は駄目だ。 「死ねばいいのに」と思うのと、「死ぬかもしれないことをやる」のは全然違う。と、文句を言いながらも読んでしまう。キリコのキャラクターがいいんだなあ。”相手に自分の考えを押しつけるのではなく、自分が考えを曲げて相手に従うのではなく、それ以外の解決法を見つけている。”服装は奇天烈でも、中身は大人だよね。
2023/03/07
山猫
解説にある通り、「古びてない」のは世の中が「進歩してない。旧態依然」という証明なのは情けない(「おじさんが、どうしてわたしに、なにかを強制できると考えるか」というキリコの台詞や問題解決への姿勢がおじさん側にないことなど)。 なんでもできるスーパー主婦探偵かつパートタイムスイーパーキリコ……何だか聞いたようなキャラだよなぁと考えてみたら、ようやく思い出した。ミス・マープルの右腕、オックスフォード出のリケジョスーパー家政婦のルーシー・アイレスバロウだ。
2022/07/30
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