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密告はうたう 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)

密告はうたう 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)

密告はうたう 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)

作家
伊兼源太郎
出版社
実業之日本社
発売日
2019-04-05
ISBN
9784408554709
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密告はうたう 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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しんたろー

監察官という身内の不祥事を嗅ぎまわる警察内の嫌われ者を主人公にした警察もの…後輩を目の前で殺された元捜査一課刑事・佐良は人事一課に移動し、後輩の婚約者で女性警察官・皆口の監察を命じられるが、未解決の殺人事件と絡み合う複雑な人間関係が見える…多少の読み難さはあるが「大人の警察ドラマ」の匂いが漂っていて好み。佐良と皆口のキャラが立っていて、脇役たちもイイ味を出しているが、肝心の上司二人が似通っている印象なのが唯一の残念な点。それでも他作品と同様に高品質で、もっと多くの人に知られるべき作家さんだと改めて思った。

2020/12/02

たーさん

ある事件捜査中、部下が何者かに殺害され捜査一課から人事一課監察係に異動した佐良警部補。仲間の警察官を洗う日々を淡々とこなしていた中、殉職した部下の婚約者で共に捜査に当たっていた皆口菜子巡査部長の密告する告発書が届く。 初読みの作家さん。派手さは無いけどぐいぐい読ませます。部下を自分のミスで殉職をさせてしまったと自責の念に苛まれている佐良。そして、監察対象になりながら過去の未解決事件をたった一人で追う皆口。二人を軸に監察係の公安出身の上司達。また追いかけたくなる作家さんが増えました。

2019/05/14

TAKA

やはり伊兼さんの作品は読み応えがある。最後の最後まで、いや最後まで読み終えても真相がよく分からない部分もあるくらい綿密に練られたストーリーだった。この本を読んでいる時に監察になった気分で誰にも気付かれずに車のドアを閉めようとしたけど無理だった。どうしても半ドアになってしまう。自分は監察には不向きな人間なのだろう。

2019/05/14

りちゃ

(警視庁観察ファイルシリーズ)1作目。元同僚、皆口の監察を命じられた佐良。密告は事実なのか。次第に過去の出来事も絡んでくる。途中若干の読み辛さはあるものの、すべてが明らかになった時、そうだったのかぁ。と、思わずつぶやく。「現在を変えれば、過去の持つ意味を変えられるかもしれない」能面の能馬に好意が持てた。しかし、嫌な組織だ。

2020/07/21

APIRU

フォーカスを当てているのが「警察職員の不正を取り締まる監察係」というのが面白いです。全体を通して武骨でハードボイルドな趣が楽しめました。もっとも、警察の組織体系や階級にあまり通暁していない身としてはピンと来ないところもありましたし、話が矢鱈とややこしいなって印象も多分にありました。文章もあまり読みやすいとは思えず、途中は退屈を感じてしまったのが正直なところでした。とはいえ、ストーリー自体は面白いと思います。元同僚の行確、かつての未解決事件と目の前で起こった殉職事件。それらが交錯しながら話が進んでいきます。

2021/01/31

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