読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

レゾンデートル (実業之日本社文庫)

レゾンデートル (実業之日本社文庫)

レゾンデートル (実業之日本社文庫)

作家
知念実希人
出版社
実業之日本社
発売日
2019-04-05
ISBN
9784408554747
amazonで購入する Kindle版を購入する

レゾンデートル (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ウッディ

末期ガン宣告、愛する人を奪った犯人への復讐、切り裂きジャックを名乗る連続殺人、都会の底辺で暮らす少女との出会い、ペンダントに隠された骨髄移植ドナーの秘密情報とそれを追う暴力団からの逃亡、意外な真犯人、色んな要素がぎっしり詰め込まれたミステリーでした。知念さんらしく末期がんの症状や最後の戦いに臨むための自分への応急処置などリアリティがあり、ストーリーも面白かった。一方、優貴が残り少ない余命を犯罪に費やすのか、罪を悔い、愛する人と穏やかな余生を送るのか、彼のレゾンデートル(存在意義)が曖昧な印象でした。

2020/02/07

mariya926

デビュー作でこのレベルはすごいです!切り裂きジャックの様な殺人犯が現れて、法では罰せられない犯罪者たちを倒していきます。それに巻き込まれたガンの末期患者である岬医師。二つの事件が混じっているので少しややっこしいですが、それでも面白くて一気読みでした。何気に恋愛も含まれていますしね。さすがに後半ではジャックの正体は分かりましたが(笑)冴えているジャックと、その上をいく岬医師の対決は見ものでした。後半のどんな薬を飲んだら、どう身体が反応するか?という細かい描写はさすがお医者さん作家だなと思いました。

2020/07/27

hiro

多作の知念さんの作品は、これで25冊目。その中ではダントツ天久鷹央のシリーズが好きだが、今回遅まきながらこのデビュー作を読んでみた。主人公は末期がん患者の青年医師。その主人公が自暴自棄になり暴力に手を染めていく。その主人公を利用しようとする連続殺人鬼、その殺人鬼を追う刑事、雑誌記者、そして主人公の元恋人の医師に主人公が助けた少女、その少女をつけ狙うヤクザという登場人物が、複雑に交錯するストーリーに一気に引き込まれた。そして読後は『レゾンデートル』の意味を噛み締める。次は鷹央シリーズ久々の最新作へ。

2019/09/20

ハゲおやじ

久しぶりの作家。ページ数の多さを見て敬遠していたが、買って放置はこれ以上…って感じで読み始める。今までの作品とは、ちょっと違う感じ(あくまでも 私の感じ方だからね)で、暗~い雰囲気バリバリだった。人を殺す事に恍惚感を覚える事など私には出来ないが、岬と川原は出来ていた って よくある話なんだけど、ヤクザや孤独な少女等が出てきて 残り1/3は一気読みだった。ラストは、思いも寄らないハッピーエンドを期待したが…。岬には、二人の女性が慕っていて羨ましかった。でも、話が長いね。(私はくどいね)

2019/09/23

nayu

幻のデビュー作!ついに文庫化!    ……?なんで幻?なのかは不明ですが、単行本は7年前。     レゾンデートル…………存在理由、存在意義、存在価値……、かつて若者たちは精一杯存在の証明を叫んだという。      いやーしかし幻となるくらいのデビュー作だから、きっと稚拙で面白くなくて売れなかったんだろうなぁと邪推しながら読み始めたのですが、なんてことはないデビュー作とは思えないほどの面白さ。こんなクライムサスペンスが読みたかったんだと思えるような出来栄え。        面白かった。

2019/05/28

感想・レビューをもっと見る