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誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)

誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)

誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)

作家
知念実希人
出版社
実業之日本社
発売日
2019-10-04
ISBN
9784408555423
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誘拐遊戯 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー

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テンポが良くスリリングで読みやすかったです。犯人の正体が誰なのか推理しながら読んだがまさかの犯人の正体に驚愕してしまいました。歪んだ愛情と言えば良いのでしょうか。。。私からすると狂っているとしか思えませんでした。『あなたのための誘拐』を改題したのはもしかすると犯人をわかりづらくする為かもしれないと読後にふっと思いました。それでも私には犯人はわからなかったと思いますが。。。

2019/10/21

machi☺︎︎゛

女子高生の誘拐事件が発生した。犯人を名乗るのは4年前の誘拐事件の犯人、ゲームマスター。だけどゲームマスターは自殺したはず、、、。交渉役に指名された元刑事の上原は自分の命をかけてこの事件に挑む。展開が早く読みやすく真犯人が気になるのもあって一気読み。だけど最後の衝撃が凄すぎて思わず、えぇーと言ってしまうほど!それまでの腑に落ちない感じが全部これが原因だったのかと納得。やっぱり知念実希人さん面白かった。

2022/01/05

bunmei

医療ミステリーだけでなく、本格的なミステリーへと幅を広げている知念作品。本作も誘拐事件をテーマに、ゲームマスターと称する誘拐犯人と対峙する中で、刻一刻と変化していく、捜査現場の臨場感や犯人との交渉の緊迫感が伝わってくる。ラストには二転三転する中での大どんでん返しから、あまりにも意外なゲームマスターの正体を浮かび上がらせる。そして、主人公の希望の光を抉り取るようなクライマックスが待ち受けると同時に、読者をも遣る瀬無い思いにさせる歪んだ愛の結末へと結びつく。知念氏のイヤミス作品への挑戦とも言える作品。

2021/11/14

SJW

4年前の女子中学生誘拐犯人のゲームマスターは、今回の女子高生誘拐事件で交渉役に指名したのは元警視庁刑事 上原慎吾。上原は犯人の指定するように東京中を駆け巡り、事件を解決しようとする。手に汗を握る展開に夢中で一気に読んでしまった。衝撃の結末には唖然。犯人の動機には首をかしげるが、どんでん返しの展開は予測できなかった。

2021/04/14

Makoto Yamamoto

四年前に少女誘拐事件の身代金を運んだ刑事が主人公。今度は高校生の少女が誘拐されゲームスタート。 4年前の事件と酷似し犯人は今回も「ゲームマスター」自称。 ゲームオーバーの章の途中でゲームマスターが誰であるか気が付いたが、面白い設定だった。 面白く読み切り、題名ともピッタリと納得。

2020/04/14

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